「メリは外泊中」萌えポイントand感想 7話

★第７話　動き始めた心★

◆殴り合うムギョルとイン

キャー！インが怒っちゃった。

彼、実は気性の激しい人だと思うんだけど、それをねじ伏せる理性というか強い意志もちゃんと持った人だと思うの。

そんな人が、こんな暴挙に出るなんて・・・融資の件でではなく、インもちゃんとメリを好きになっているのよね。

ムギョルは・・・メリを好きと言う感情にとまどっているのかしら。

始まりが始まりだし、ずっとお互い好きになんかならないと言っていたから。

それにしても、背の高い２人の殴り合いは迫力ある。

・・・でも、最初、これを観た時にちょっと？？っとなったんだわ。

日本だと殴り合いシーンだと効果音が入って、大きな音がするでしょ、それが無いのね。

メリだけなのか、韓国の映像全般なのかは分からないけど。

◆戸惑うムギョル

メリに「どういうつもりで結婚していると言ったの？」

「私をどう思っているの？」と言われても答えられないムギョル。

ムギョルって、本当の「好き」が無かった人なんだろうね。

だから、メリへの気持ちが今まで経験したことがない感情なのでパニクってる。

◆前髪垂らしてご出勤

メリもインも大人だね、ちゃんと出勤してくる。

そしてムギョルも、それまでのムギョルだったら絶対来なかったと思うけど、現れた！

とまどいながらも、一歩踏み出したってところ。

でも、このあたりはインが良いの。

困った立場になっても次々に対応策を考えて行動していく、そして・・・

「１ラウンドはあなたの勝ちだ」

「まだ戦うのか？」

「ゲーム終了とお思いでしょうが　僕としては最後まで一緒に戦ってほしい　あと６１日」ってムギョルに宣戦布告。

◆ソ・ジュンの平手打ち

結婚のことを隠していたと怒るソ・ジュン。

ここ、たぶん、確か・・・本当に当たってる（メイキングでそれらしいことを・・・）

ムギョルの頬が赤いもの。

この場面、結構切ないのよね。

結婚したとはみんなに言っちゃたけど、ほんとのこと（ほんとは結婚してないこと）はまだ言ってない訳で・・・

ほんとのことを言っちゃえばソ・ジュンの怒りは治まるだろうけど・・・ムギョルとしては言えないのよね。

ソ・ジュン、怒りのあまり禁句の「疫病神」って言っちゃうし・・・

この言葉って、ムギョルが顔色を変えて相手に殴りかかるくらい辛い言葉なのに・・・

それでも、ムギョルは何も言わない。

メリのことを好きになっていなかったら簡単に言えるのにね、嘘だって。

◆キムチ作り

日本人の私にはちょっと理解できないけど、前回のカクテキにしても、量がハンパない。

そういう文化で、上手だと良い嫁とか言われるんだろうな～

ここはもう、グンちゃん、じゃなくムギョルのエプロン姿と「食べてみろ」「うまい？」、にこっ（＾　＾）が良い。

ソヨンはしないのに（できない？）、グンちゃんはできる・・・あぁ、たらい回しの先で手伝わされてたのね～なんて。

ここでもメリのソヨンに対する言葉使い、ムギョルのデハンに対する言葉使いが丁寧なんだよね～、ムカッときているはずなんだけど。

このドラマのそういうとこ好き。

◆嘘

メリのようなタイプの人間が嘘をつくって言うのはきついだろうな～と、この辺までくると思う。

最初の頃のとりあえずノリで結婚したことにしたっていう状況ではそうでもないだろうけど・・・インやソ・ジュンとかかわり、打ち解けてきた段階ではきついだろうなと。

問い詰められると顔に出ているもんね。

基本、メリもムギョルも嘘が無い人だと思うの。

◆ジーンズ

雨にぬれるシーンでムギョルが履いているジーンズはグンちゃんの私物かしら。

最近の映像で同じものを観たような・・・「メリ」ではムギョルのイメージに合わせる為に私物をかなり着てるって言ってた。

そういうのちょっと嬉しいね。

◆ソ・ジュンとムギョル

雨に濡れて「トリートメント」以来のストレートグンちゃん、好き。

ここのグンちゃんの声が低くて良いのよね。

それから、ソ・ジュンに何も言えない切ないムギョルの表情がキュンと来る。

◆本屋さんのメリとイン

２人が本棚を背にして座り込んで、本を読むシーン。

少し離れて座っていたのに、追いたてられて傍に座り、メリの読んでいる本を覗き込むイン。

それに気づき、（読む？と）本を差し出すメリ。

ドギマギして目をそらすイン。

会話が無く♪「My Precious」だけが流れている場面。

インがメリの後を追って行った先が本屋さんだった訳なんだけど・・・メリのことが気になって仕方がないのに、どう接したら良いか分らないのね。

仕事ではメリとちゃんと話せるのに・・・シャイなのか？・・・本当に好きの経験ないのか？

◆ソ・ジュンとムギョル

ソ・ジュンが今までのことを話してと言うので話し始めるムギョル。

「メリは家族みたいだ」「義理堅い女だ」というのね。

これってずっとムギョルが反応してきた言葉よね。

ムギョルにとっては「家族」は厄介なもの（ソヨンそのもの）

だけど、憧れだったのかな？・・・違うな・・・メリによって「家族」を知ったのかな？

だから、メリが気になる＝好き・・・この段階では好きだけど、その感情が自分で理解できてないってことでいいのかな。

ソ・ジュンの言葉

「だとしても　あなたはつらくなれば離れるわ　あなたは深い人間関係を避けてきた」

ソジュン、さすがに良くムギョルを解ってる。

◆市場のメリとイン

ナツメ売りのおばあさんに丁寧な言葉を使い、優しく声をかけるメリって、ほんと良い子。

庶民のお子のメリは市場だと生き生きしてるし、それを見るインもちょっといつもと違う感じ。

だから、過去の記憶が無いことやお父さんへの複雑な思いを話すことができたのかな。

市場でメリが買い物をしている傍で突っ立ってるイン。

派手な女性下着が頭の上に吊るされているところで、ほわ～っとして、靴下の束を手に取る端正なインがいつ観てもツボ。

風邪をひいたムギョルからメリに電話が入って・・・

「具合が悪いの？」

「雨にぬれて帰れば風邪をひくに決まってるでしょ」

「薬は飲んだの？」

「薬を買ってすぐ行くから」

メリの言葉を聞いているインの表情が・・・何を思ってるんだろ？

◆インとのキス

インからしたら・・・気になるほど好きになったメリが自分の話を聞いてくれ、親近感がわいたと言われ、嫌な夢を見ないようにと安眠ソックスをプレセントしてくれたら・・・そりゃーキスしたいと思うわ。

彼にしては衝動的なことだけど、この衝動、解る。

メリは本当に可愛いし、率直だし、母性があるし・・・

そ～いや、別荘でおでこにキスはあったけど・・・あれは冷静だったよね。

メリは・・・やっぱびっくりで動けない、でいいのかな？

で、ムギョルがそれを見てインを殴るのはメリのことが好きだからではなく、男のプライドを傷つけられたと思ったからだそうですわ。

まだメリを好きじゃない。

自分の気持ちに気づいてない。

メイキングによると、グンちゃんはそういう解釈だそうですわ。

グ二ョンは視聴者はそう思うかな・・・と言ってた。

・・・私は一応、女だから、男のプライドまでは解らなかったわ。

好きに気がついていないってのは解っていたけど・・・

♪「僕の彼女」

◆もうやめよう

ムギョルは嘘をついていることがきつかったのかな？

自分の感情を理解できない自分がきつかったのね。

まっ、キスを見ちゃったショックが一番かな。

体調悪いと心まで弱くなるしね。

ソ・ジュンが言った「あなたはつらくなると離れるわ」状態。

メリのつらいのは・・・まわりの人に嘘をついているという罪悪感と、ムギョルに嘘をつかせているというつらさだよね。

泣いているメリもムギョルも外に立っているインも切ないね～♪「Europa」が効いてる。

「ごめんね　それからありがとう」と言って立ち去ろうとして、立ち止まるメリ。

涙でぬれた顔をメリの方に向け、また戻すムギョル。

「もうやめよう」と言っても、引かれあう２人の思いが良く出てるシーン。

そして、ムギョルの為にスープを作り、ご飯を入れて、フーフーして食べさせるメリ。

もう、このシーン、メリが可愛すぎ！

大好き。

彼女としてというより家族のように世話をしている感じで、ムギョルが一番魅かれている部分よね。

いつ観ても涙が出てしまう。（悲しい涙じゃないよ）

目が覚めたムギョルが傍で寝ているメリに布団をかけてやり、髪を整えるシーンのムギョルの手が大好き。

手の綺麗さとしぐさの綺麗さ、「メリ」の中で出てくる手で一番好きかも。

その時、♪「My Precious」が流れているんだけど、ほんとにメリをMy Preciousとして扱っている感じがいいの。

この時には「もうやめよう」と言ったことを後悔してる。

だから、インのお父さんとメリのお父さんが来た時、責められても偽装結婚のことは言わなかった。

でも、メリの方が言っちゃって・・・その時のムギョルの顔はとても悲しそう。

この回は「動き始めた心」って題が付いているんだけど・・・ほんとその通り。

静かで綺麗なシーンや優しいシーンが多いから好きな回。

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