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読書感想「ブレイズメス1990」海堂尊

2018年07月23日 10時52分55秒 | 乱読本感想

講談社 2012年5月15日


★2

「ブラックペアン1988」を読んだ流れでこの作品を読んだ。
渡海先生がいなくなって、今度は天城先生、それ以外はほぼブラックペアンの登場人物ばかりなので人物把握は楽だった。
初っぱなからコートダジュールやらモンテカルロやらモナコ公国やら、華やかな世界に住み、カジノで大儲けする天才医師、って。
大金持ちの財産の半分を賭け、それで手術をするかどうか決める、って。
心臓手術専門病院を作る、って。
その為、ステージに特設の手術室を設営し、公開手術をする、って。
とにかく壮大な話ではあった。
でも、何だか荒唐無稽で、『これって、面白いの?』と思いながら読んでいった。
天才医師が華やかに傲慢に手術する。
彼の理想とする医療が悪いとは思わないが、天才ではない凡人の私は彼のまわりにたくさん居る凡人医師たちと同じように感情的に天城を好きになれなかった。
世良くんは相変わらず“不思議な力を持った良い人”であった。
“続く”の文字はなかったけれど、この天城医師の話は「スリジエセンター1991」に引き継がれるらしい。
それを読まなければ天城医師に関する“謎”と彼のその後の生き方が分からない。
解説の方は本作品が一番面白いそうだが、私には・・・
たまたま暇ができたときに「スリジエセンター1991」を目にしたら読むのかな。
“ブレイズ”って何だ?
“炎”でいいのかな。

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