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映画「ストロベリーナイト」感想

2013年10月05日 15時38分04秒 | watakusi事

何でカテゴリーも無いのに「ストローベリーナイト」の感想をここに書くのかって?

はい~、ニノの好きな竹内結子さんが主演だからです~

ってね、この映画思いの外良かったの。

私はこの原作シリーズがけっこう好きで・・・「ストロベリーナイト」から続く姫川玲子シリーズを読んできて、レビューを書くたびに(別の所にね)、その作品を読んで面白かったと感想を書くたびに、すご~く罪悪感にかられていたんだわ。

誉田哲也さんの他の作品にもそういうのがあるんだけど・・・彼の作品はエンタテイメント性がとても高く楽しめるんだけど、何故にここまで残虐なシーンがここに必要なのだ?と疑問に思うようなエログロシーンが必ずあるんだよね。

胸から口に苦い物が上がってくるような、嫌な感じのシーンがいつもしこりとなって、単純に作品を楽しめないというか・・・それ以外の所はとても面白いんだけど、面白かったと言っては悪魔に魂を売ってしまうような罪悪感がいつもあったの。

ドラマが始まって、エログロシーンはさすがに控えてあったので観るのに支障はなかった。

いつの間にか、私の読む本にはドラマの俳優さんが登場するようになった。

姫川玲子は竹内結子で、菊田和男は西島秀俊、映画の直接の原作「インビジブルレイン」を読む時には、その時にはキャストが決まっていたので牧田勲はちゃんと大沢たかお。

「インビジブルレイン」は姫川と牧田のラブストーリーもあり、刑事ものというだけではない切ない話しになっている。

シリーズの中では一番好感が持てる作品だった。

で、中身「インビジブルレイン」の映画「ストロベリーナイト」

正直、観るだけで良かった。

ドラマと一緒なのでキャストを改めて覚える必要もないし、ストーリーも分かっている。

これから起こることへのワクワク感は無かったけれど、何しろキャストが豪華で、ドラマと一緒なのに煌びやかさが違うような。

竹内結子はより姫川玲子になっているし、菊田刑事は最近とみに存在感が増してきた西島秀俊だから原作よりも強調された姫川を思う気持ちにちゃんと対応できている。

恋敵(!?)牧田と対峙してもちゃんと存在感があった。

西島くんは原作の菊田刑事よりカッコよすぎでもったいないってドラマの時には思っていたけれど、映画になってカッコいい西島くんに似合った菊田刑事像がつくられていたので良かった、かな。

でも、菊田刑事、カッコよくてもよくなくてもやっぱり切ない片思いなのよね~

今回、姫川が魅かれた相手がヤクザの牧田。

傷を持った姫川の心を引きつけ、姫川を愛してやまない菊田の存在よりも大きな存在となる牧田役って、相当カッコよくないと納得できないぞ~と思っていたら・・・大沢たかおさん、ちゃんとそんな牧田そのものになってましたね~

あの刺青の背中のラブシーンは綺麗な撮り方してあったし、ちょっとゾクッとした。

「インビジブルレイン」ということで、映像のほとんどの場面が雨のシーンにもかかわらず画面がクリアだったのも良かった。

最後の方で思ったんだけど・・・これほどエグイシーン(原作において)があるのにもかかわらず、なぜに「ストロベリーフィールド」(シリーズ)に引きつけられるんだろうと、今まで不思議だったんだけど、姫川をはじめとする刑事たちの心根が綺麗で清々しいからだと今回映画を観て理解した。

最後の記者発表の場面なんて、警察が間違ったことを詫びるなんて、実際には無いことだろうけれど、「半沢直樹」チックで気持ちが良かった。

それにしても豪華な脇のキャストだったよなぁ~

クレジットの順番決めるのは大変だっただろうなと、エンドロール観ながら思った。

今回、感想をここに書いたのは、この映画を観て、長年の罪悪感から少し解放されたのが嬉しかったから。

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