こんな女将の独り言(神戸福原ぼっかけ「あーちゃん」お店blog)

神戸は福原で細々と営んでいる「ぼっかけうどん」のお店「あーちゃん」の女将がうだうだと日々のあれこれを語ります(笑)

心のケアを・・

2011年03月24日 | Weblog
最近、お店に来られるお客様と

震災の話をよくするようになりました。。

私達神戸の人達は16年前に阪神淡路大震災に遭い

その恐怖は未だに体に染み付いているために

このたびの大地震は他人事として見る事が出来ないのでしょう。。

初めて入ってこられた方とでも

震災の話になるとあれこれとお互いの体験を話しあい

恐怖を再確認してしまったり。。


丁度、水曜の夜もそうでした。。

その方は、お仕事で関東から神戸に来られたとのこと。。

先日の震災の恐怖を目の当りにしてきただけに

私達の震災体験が気になったのでしょうか。。

初対面にも関わらず、

なんだかんだとお互いの震災の体験を話してしまいました^0^;


その後に入ってきた、名古屋からこちらに帰省して来たという方も、

久しぶりにぼっかけうどんを食べたいからと立ち寄ってくれたのですが

やはり話は震災に遡り・・^^;



なんだかんだいっても、怖いとおもいます。。

一度震災を体験すると、体が覚えているので

映像や地鳴りなどの音を聞いただけでも

地から湧き出てくるような恐怖を感じてしまうのだとおもいます。。

そして、そんな震災体験をお互い話した後で

誰もが口をそろえて言う事は


もしまた大きな地震がきたら・・・


です。。


そのことを思うと、本当に怖くて;

ここの所熟睡できた日がない程です。。。;




かく言う、うちの長女も

23歳になった今でも

震災から以後は、寝る前に電気をつけたまま、

ラジオの音を聞きながらでないと眠れないのです。。

このたびの震災の前に起きたニュージーランドの地震の後も、

震災を思い出したのか

いきなり夜中に大声で叫んで飛び起きたことがあり、

それからこのたびの大地震で、毎日熟睡ができず

寝る時は完全に電気をつけたままで、

部屋の入り口も開けっ放していないと眠れない状態です。。


震災でPTSDになった人は結構いると聞きますが

大人になっても引きずってしまう程

心に受けたショックというものは消えないのでしょうか。。

だから東北の被災地の子供達の心のケアは大切だと思います。。

どうか、一日も早く、心が癒えますように・・と

願わずにはいられません。。










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