2018年9月25日(火)
お昼休みに相談員のKさんから電話があった。
大阪市内のK病院に27日に転院することが正式に決まったとのこと。
どうなるか分からなかっただけに、ものすごく急に感じた。
・10時半までにK病院に移る必要があること。
・当日は9時過ぎにこちらの病院を出ること。
・それまでに荷物をまとめ、清算を済ませておくこと。
・母のパジャマを用意しておくこと(・は病院着なので)
・移動は介護タクシーを利用するようになること
などの説明があった。
それを聞いた時の私の気持ちは
「そうか、リハビリ病院に決まってしまったんだ・・・」というものだった。
『母の運に任せよう!』と昨日決めたけれども、それが『リハビリ病院への転院』だったのだと。
正直複雑だった。今の母で大丈夫なのかと。
それでも進むしかない、とも思っていた。今は進もう、そうしよう、と言い聞かせていた。
仕事を終えて母に会いに行く。
「明日が最後で明後日が転院」であることを母に伝えた。
母は信じられないような目をした後、目を閉じて口をしっかり結んだ。
しばらく目を開けることはなかった。
悲しんでいるというか、寂しがっているのだと感じた。
「お家に帰れるようにするための選択だから」
「また二人で頑張ろうな」と伝えると頷いた。
皆にやさしくしてもらっていたから、みんなと別れたくないのだろう。
「でもね、ボケ子さん、ここを卒業して頑張ろうね」と私は心の中で呟いた。