ボイシー日記

手がふさがっていては、新しいものは掴めない。

呉明益「複眼人」。

2021-04-16 07:52:56 | 
呉明益という人の「複眼人」を読みました。
図書館新刊コーナーにあり
台湾人ということもあって借りてきました。

架空のワヨワヨ島の少年が出てくるなど
ファンタジーな色合いながら、
太平洋に浮かぶ巨大なゴミの渦が台湾東岸に漂着し
人間が好き放題にやってきたツケを
自然から突き返される…といった内容で
環境問題、自然への畏敬の気持ちを改めて感じました。

自然を敬う台湾の先住民、布農族、
阿美族などのことも詳しくでています。

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