ボイシー日記

手がふさがっていては、新しいものは掴めない。

青空、三鷹散歩。

2010-03-13 09:44:19 | 独り言
昨日はよい天気だったので、一日散歩していた。
ただ歩くだけではつまらないと思い、
西友で買った1kgのウエイトを両足首に巻いて歩いた。
大きな樹木が両側に繁る遊歩道を1時間ほど歩き、井の頭通りに出る。
レッドロブスターでランチを食べていたら、
ここまできたら三鷹まで行ってみるべぇと、さらに足を延ばす。
風も爽やかで、30分後には三鷹に着いた。

三鷹で、玉川上水沿いに歩き、山本有三記念館へ行く。
中には入らず、暖炉の石造りが特徴的な外観と、広い庭園を眺める。
「路傍の石」といわれている巨大な岩が入り口に
置いてあったが、イメージと全然違っていた。
「路傍の石」はみんなに足で蹴飛ばされて
道ばたに落ちているような小さな石をイメージしてたのに大きすぎる!

市街地にあるこじんまりとした太宰治文学サロンと、
太宰治の小説にも出てくるという
百日紅の木が残る井心亭へも行く。
ツルツルの百日紅に触って、すぐに立ち去る。

途中で入った「D」という喫茶店でしばらく休憩。
店内に流れていたCDがとても心地よく、
店の人にきいたら、そのCDはお店でも
売っているということなので、すぐに購入。
「羊毛とおはな」という、女性ボーカルと
アコースティック・ギターのユニット。
大貫妙子と小野リサとハンバートハンバートの声を
マグカップの中で溶かしたような癒される歌声だ。

そして、ここまできたのだからと、20歳の頃に住んでいた
上連雀の住宅街をぶらぶら歩いて、そのアパートを目指す。
しかしアパートはもう取り壊されて、新しい家が建っていた。
その後、中央線にかかる跨線橋を渡る。
この跨線橋は、黒マントを着た太宰治の写真でよく目にする。
(そういえば、以前NHKの太宰治を採り上げた番組でも
辛酸なめ子が、ここで黒マントを着て太宰ぶっていた!)
中央線の下り列車を上から眺めた後、
陽も落ちてきていたので武蔵境まで歩いて帰った。
〈写真 山本有三記念館/路傍の石/百日紅/跨線橋/羊毛とおはなのCD〉

雨にぬれても/羊毛とおはな
http://www.youtube.com/watch?v=nf-xWXp12og&feature=related

山本.jpgろぼう石.jpg百日紅.jpgこせん.jpg羊毛.jpg
コメント
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