元祖 ひまうま本舗

「ひまうまの世間は、鬼ばかり?」後身blog

無駄な物?

2023-04-17 07:04:30 | 社会・政治




「作り上げたものが上手く機能しなくても、それを無駄な物だと決めつけてはいけない。それは次の一手になる」。こちらも米国の発明家、トーマス・エジソン氏の名言だが、氏は発明家である前に技術者だった事が伺える。機能しなければ、当然原因を探すのだから無駄ではないだろう。カセットデッキの修理も、そんな気持ちでやっている。目下の処、御蔵入りをしている2台の高級機がそうだ。片や再生出来ず、片やスイッチがチャタリングを起こし、機械的な動作すらしない。なのでそれが解るレベルになれば、大体の事が対応が出来るレベルになったと言えるだろう。だからそれまで保管はしようと思っている。たぶんその時は「なあ~んだ?」と言うになるだろう。取り敢えず劣化部品については、どれを交換すべきを解るようにはなった。その特定が出来ると出来ないでは、全く作業能率が違うのだ。それで特定が出来た3機種の部品を発注し、届くのを待っている処だ。届くのが待ち遠しい。こんな時に電気スタンドが故障だ。とても不便である。その原因は、コンデンサの容量抜けだ。在庫があれば直せたのに残念な事だ。仕方がないのでリングライト付きのルーペを使うが、光は硬く見辛いのが難点だ。光の浸透度が浅いと目が疲れる。本当は昔ながらの白色電球の方が良いが時代が違う。



さて時事だが、宮古島での陸自ヘリが墜落し、調査に於いて遺体が発見されたり、まだ立憲民主党参議の小西ひろゆきによる「小西文書」がまだ燻っていたり、更にはその小西議員が、参院憲法審査会では「猿発言」の後始末が御粗末で、立憲民主党の存在自体が危ぶまれる事態だ。「岸田総理暗殺未遂事件」もあった。今や日本でも、テロが起きやすい環境となった。治安がどんどん悪くなっているのを実感するが、その原因も察しがつく。政府にとって国民は、何であるのか見つめ直して頂きたいものだ。日本政府にとっては、日本人が国の宝である筈だが、最近は違うようだ。そりゃあ治安が悪くなっても当然だ。これぞグローバル化の弊害だが、日本には合わないと思う。



そこで自民党衆議の細野豪志氏のtweetだが、タイムリーに「岸田総理暗殺未遂事件」の事だ。その意見に対し、早速批判があった。理由は細野氏の立場上の事だが、真っ当なので、正直「そこまで噛みつく必要もあるのかな?」と思う。では細野氏曰く。「『社会が悪いと感じても、人生に苦労が絶えなくても、それでもぐっと我慢して平凡な人生を送っている人のほうが圧倒的に多いのです。「社会が悪いから、人生がつらかったからテロリストになった」という安易な物語は、多くの日本人に対して失礼ではないでしょうか』との佐々木俊尚氏の見解に同意する」と。その佐々木氏はジャーナリストだが、そのtweetだ。曰く。「英エコノミスト誌は安倍首相事件のあと、テロリストの英雄視に警鐘を鳴らす記事を公開しました。この記事の予想通りになってしまいました。「彼の歪んだ犯罪は、嘆かわしいことに効果的だった。これにインスピレーションを得た悪意のある人物が、きっと今後罪を犯すだろう」」と。此処から細野氏のtweetに噛みついたコメントを幾つか紹介すると。「そんな国民の生活を無視して一層の困難を押し付ける政治家は粛清されるんじゃないのかな?政治は民衆のためのもの。一部の政治家のためのものではない」。とか「要約すると「政治が間違っていると感じても黙って耐えるべきだ」と?私はこんな考えの人に政治を語って欲しくはないし携わって欲しくもない」。「それって政治家がボンクラでろくに国の運営もできないのに我慢しろってことですか?悪くないって思える社会を作ってみろと言いたい。平凡な人生って、普通に衣食住こと足りて、特に波風も立たず国民が笑顔で過ごせること。苦労が絶えなくて、ぐっと我慢し続ける人生は平凡じゃないでしょ!」等だ。そう言う事は言っていないだろう。文章を読めても、内容が読めないコメントのように思える。

「小西氏は誠意伝わる行動を」 泉氏、苦言
https://www.sankei.com/article/20230414-2DS3KRBVBFMK5ETR5EO74PM6M4/
不明の陸自ヘリか 水中で機体のようなもの発見 隊員らしき姿も
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1b406474bd3ab9e05237ec782b48c7a7a41c338
大阪府知事・府議選で他人になりすまし投票 容疑で自営業の男ら逮捕
https://www.sankei.com/article/20230415-PELY47AFNRPBHCWQR4SVGMIHNA/
細野豪志. @hosono54
https://twitter.com/hosono_54/status/1647608927532781568?s=19
https://twitter.com/hosono_54/status/1647499514885062656?s=19



尚、半面。「その通りです」。「社会に問題があるから殺人まで肯定するという風潮が一般化すれば、文化大革命と同じことになる」。「私もその意見に同意する」等。そこで細野氏のtweetを振り返るが、批判の背景は、「政治家が一般人のような事を言うな!」と言う事だろう。小生は犯人の境遇はどうであれ、罪は罪だと思う。細野氏は、それを主張しているだけだ。氏は「若者の「漠然とした不安」や「失望」がテロの背景にあるという言説があるが、それらはどんな時代もどの国にもある。民主主義国においてテロを時代や政治のせいにするのは有害無益。安倍晋三元総理にテロを働いた男に対する甘い言説が模倣犯を生んだ現実を直視すべき」。とも述べているが、それに売り言葉に買い言葉では進歩はない。細野氏は、その辺に気づき、発信してるだけ、まだマシだ。そこで「危険だな?」と思ったのは、細野氏に怒りの感情を顕にしたTwitterユーザーだ。その感情が過ぎると新たなテロリストが発生する可能性がある。正義を傘にテロ行為を正当化をする恐れがあるからだ。戦争も“正義の名の下”に行われる。宗教戦争も似たようなものだろう。「信じる」と言うのはそう言う事だ。

コメント
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