徒然なるままに、一旅客の戯言(たわごと)
*** reminiscences ***
PAXのひとりごと
since 17 JAN 2005


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ご利用は計画的に?

 よそ様の心配をするくらいなら、自分の財政状況をもっともっと厳格に引き締めなければならないのですが…。

飛行場利用料、主として着陸料の仕組みがどのようになっているかは、昨年の9月末に当ブログ記事『 飛行場利用料金の仕組み 』で簡単に紹介しました。

主たる決め手になるのは、空港を利用する航空機の“最大離陸重量”です。

欧州や米国東海岸までノンストップで就航できる Boeing747-400, Boeing777-300ER, あるいは、Boeing747 の Cargo (Classic, -400F) あたりがバンバン飛んでくれれば、神戸市の皮算用は成り立つでしょうね。

かと言って、2500m の滑走路で Payload 満載で欧州直行は厳しいですから、機材変更で上述した機種を国内線や近距離便に投入してもらえば良いのですが、今の航空会社にそのような気前の良いキャリアがありますかどうか?

何せ飛行場使用料は原則として“明朗会計”の「現金払い」でございますし....。

「現金払い」で思い出した蛇足ですが、Boeing から『JCBカードが使えるようになったよ』とのダイレクトメールが来ていました。

We are pleased to announce that the Boeing Store is now accepting JCB cards for payment. (以下省略)
流石は世界の Boeing、衝動買いの記録をちゃんと分析しているようです。

“JCBリボ・カードでリボルビング払い”が出来るようになっても、「 Boeing737-800 をリボ払いで」とはまいりますまい。

空港利用料の見積もりも、クレジットカードのご利用も計画的に....。


10年連続黒字見通し 神戸空港大甘の予測 (産経新聞) - goo ニュース
旅客増→機種大型化→着陸料増

 今月十六日に開港した神戸空港について、神戸市は二十三日、平成十八年度から二十七年度まで十年間の「連続黒字」が続くとの見通しを発表した。「旅客が増えれば機種も大型化し、着陸料収入が増える」との希望的観測。既に初年度の着陸料収入が需要予測(十四年度)の約半額となる事態で、甘い予測に疑問の声もあがりそうだ。

 市によると、神戸空港の主な収入は航空会社が支払う着陸料で、機種が大型化するほど高くなる。現在の着陸料収入は七億七千九百万円だが二十年度に大型機が現在の三機から七機に増加して十三億五百万円、二十一年度にはジャンボ機四機が就航し十五億九千二百万円、二十二年度には発着便が三十便六十往復に拡大し十六億六千七百万円と予測。二十七年度には十七億五千四百万円と見込んでいる。

 収支の見通しも、十八年度で一億千五百万円の黒字、十九年度には五億四千百万円と黒字のピークを迎え、市債償還のピーク(二十億五千四百万円)となる二十六年度でも一億六千八百万円の黒字を予測。しかし、国の特措法で定めた沖縄便の着陸料減免は十八年度で、地方便の着陸料減免などは二十年度で終了するとの前提で計算しており、減免が続いた場合は年間約二億六千万円の支出増となる。

 市は「毎年黒字を確保できる」とするが、現在、国が関西空港へ国内線の誘導をしており、就航予測は不透明。すでに一部の路線では搭乗率60%を切る便も出ており、不安も残っている。

2006年 2月23日 (木) 16:27
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