徒然なるままに、一旅客の戯言(たわごと)
*** reminiscences ***
PAXのひとりごと
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JO071/27FEB Turbulence

 まず、お怪我をされたお客様にお見舞い申し上げます。不幸中の幸いでいずれも軽症とのことですが、一日も早い回復をお祈りします。

それにしても、(引用記事からは)揺れの程度は Moderate plus 位に思えるのですが、お怪我をされた方がお客様二名ですんだということは、ベルト・サインは点灯していたのでしょうか。

NHKラジオのニュースでは「当時、ベルト・サインは点灯していなかった」と報道されていたのですが、客室乗務員で怪我をされた方がいないこと、300名以上のお客様が搭乗していて、お怪我をされた方が1%未満であったことを考えると、ベルト・サインが点灯していて、サービスも中断か未開始だったのかもしれません。

乱気流の原因ですが、衛星画像、悪天予報図を参照するとCAT(晴天乱気流)ではなかった可能性もありそうです。

ホノルル離陸後約1時間と言うことは、170W へ向かっている途中だったのではないでしょうか。

きょうの TDM は入手できなかったので、あくまで参考になってしまいますが、明日到着便の TDM は以下の2本です。

TDM TRK A 060228190001 0602281900 0603010800 DANNO 30N168W 34N180E 35N170E 35N160E 35N150E SEALS RTS/PHNL KEOLA SOK DANNO SEALS OTR13 VACKY RMK/TRK A NOT AVAILABLE FOR FLIGHTS DEPARTING AFTER 2130Z 28 FEB 19:00 UNTIL 01 MAR 08:00

TDM TRK B 060228190001 0602281900 0603010800 DANNO 28N170W 33N180E 34N170E 34N160E 34N150E MORAY RTS/PHNL KEOLA SOK DANNO MORAY OTR15 SMOLT RMK/0 28 FEB 19:00 UNTIL 01 MAR 08:00

下は28日午前9時15分(日本時間)の衛星画像です。

IR Satellite ICAO I 0015Z 28FEB2006

乱気流に遭遇したときは、低気圧に伴う悪天域を通過していたか、一つ目の悪天域を抜けて、一時的に晴天域に入ったか、そのあたりではないでしょうか。

-400 で馬力があるのだから、もう少し高い高度をリクエスト出来なかったのかなとも思えますが、搭載燃料(重量)や上空の Wind Factor の関係でやや低めに抑えていたのかもしれません。


ジャルウェイズ機の乗客2人が乱気流で軽傷 (朝日新聞) - goo ニュース
 日本航空系のホノルル発成田行きジャルウェイズ71便(ボーイング747―400型機、乗客・乗員計366人)が、太平洋上空で乱気流に巻き込まれ、28日午後2時半ごろ、成田空港に着陸した。日本人の男性と女性の乗客計2人が頭などを打った。

 日航によると、ホノルル空港を離陸して約1時間後、高度約8400メートルを飛行中に乱急流に巻き込まれたという。乗客の女性(65)は「コップが天井に飛んで、頭にジュースをかぶった。怖かった」と話した。

2006年 2月28日 (火) 20:44
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