コメント
 
 
 
またまたやっちゃったって感じですね (はみだし添乗員)
2006-03-25 21:23:10
こんばんは。JALはまたまたですね。仕事で最近もMD87にCHS-HNA乗りましたよ。怖い怖いです・・・。
 
 
 
現場の責任ではない (むう)
2006-03-26 10:33:01
JAL、ANA、SKY、SNAと各社ともども色ん

な不祥事が公表され、数では大差はありません。

でも中身はと見ると、JALの場合「たちの悪い」のが多いような気がしてなりません。手抜き検査にしても、公正取引委員会の排除勧告にしても、人の意志が働いて起こった不祥事です。現場では、そんなまともな判断ができないくらい疲弊しているのでしょうか?経営のしわ寄せを現場で吸収することには限界があり、そんな事を繰り返していると突然モラルの崩壊が一気にはじまります。



経営側が今回の件で、いつも通り現場の責任追及とマスコミ対策で終わらせるのならば、さらにモラルの低い従業員を生むだけです。ここまでモラルの下がった原因は経営側にあることを認めて、その原因を全て従業員とともに共有して改善するといった地道で回り道しか策はありません。人の問題においてショートカットや劇的な処方はないのです。



地道ないばらの道を淡々と歩いて行ける経営者が今のJALにはいるのでしょうか?JALの文化をもう一度創る経営者が出てくることを祈るばかりです。





 
 
 
Re: またまたやっちゃったって感じですね (PAX)
2006-03-26 19:52:00
「はみだし添乗員」さん、こんばんは。



今回の事例は、運航再開へ向けた再検査でのことなので、かなりショッキングに且つ危機感を持って捕らえています。



早期に昔のような健全な現場に戻ることを切に願っています。
 
 
 
Re: 現場の責任ではない (PAX)
2006-03-26 20:34:41
「むう」さん、こんばんは。

貴重なコメントをありがとうございます。



小生も規制緩和とやらで表面上は自由化が進められて以降、現場は一番の被害者である、との認識です。



インシデントが起こったとき、マスコミ等で報道されるのは最前線である現場になる訳ですが、そのことイコール現場が悪い、では決してありません。



ご指摘いただいたように、数では多少のばらつきはあるにせよ、各社そんなに差異はありません。



> でも中身はと見ると、JALの場合「たちの悪い」

は、非常に鋭いご指摘です。



乱暴な言い方をしてしまえば、それが社風なのかもしれませんが、JALの労務が強行してきた現場無視の悪政がいかに酷いものだったか、その労務出身のK氏がトップの座について、現場をズタズタにしてしまったことは疑う余地がありません。



先日、ANK等がストライキを敢行しましたが、ストを打てるということは、ある意味健全な証拠でもあります。ずいぶん前になりますが、ANAの乗員も国際線でストを敢行しました。立派だと思います。



JALの場合、労務の詭弁によりストライキがあたかも穏便に回避されたように見えていますが、その実態は現場が、悪しき風習に染まった労務や経営に何を言っても無駄だろう、というあきらめの境地に達してしまっているだけです。



一時期、整備の現場でワイヤーカットが何度か続いたことがありました。その危機的状況をK氏や労務は全く理解せず、問題の本質を捉えるような適切な対応をとりませんでした。



JALの現場のプロフェッショナリティは素晴らしいです。まもなく機長の大量退職を迎えますが、退役を間近にした機長が、後継者の育成に懸命になってますし、次世代を担う乗員も、ベテラン機長(彼等も既に退役したグレート・キャプテン連中からしごき鍛えられてきた)から懸命になってスキルのみならずキャプテンとしての人間性を学んでいます。



エアマンシップに満ちた現場をスポイルする経営施策は絶対に放置してはなりません。



新生JALの経営陣により現場に健全な環境が提供されるかどうか、それこそが会社存亡の分岐点と言えましょう。

 
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