薪窯奮闘記

石窯PIZZA 屋台boccheno
薪窯を積んだフードトラックの店主です
スケジュールや日々のあれこれを綴ってます

10年一昔

2019年10月31日 23時15分14秒 | つれづれ編
2009年 10月31日
bocchenoの初出店日でした
あれから10年。。

これまで周年行事は一切やってこなかった。
お店を始めた以上、お客さんに食べてもらった以上は
お店を潰しちゃいけない。10年20年は当たり前、
長く続けることこそお客様への恩返しだと。感謝のカタチだと。

10年を迎える時には、これまでと違った感情が湧いてきて。
「bocchenoよ、若者になにか伝えたいことがあるんじゃないのか」
「一回、これまでの10年を整理してみよ」
「私たちはもっとbocchenoの事、知りたい教えて」
「1回くらいおめでとうと言わせて」

なんて声が頭に中で騒ぎ出して、一回ちゃんと周年を祝おうときめたのでした。
やるからには、bocchenoらしいものにしたい。

で、

「B:BOOK」になったわけです。



先日、友人達が10周年記念パーティーを催してくれました
それも、僕ら夫婦にはシークレットで。

60名の方がお祝いに駆けつけてくて。
嬉しくて嬉しくてたまらなかった。写真を見ながら何度泣いたことか😂
皆んなの顔がうれしそう、楽しそうなのが、たまらなくて。


会社を辞めた10年前、もう人と関わるのが嫌だなぁと。

でも、人が好きだから、やっぱりもう一度だけ、サービス業やってみよっ。
開業当初は、周りには家族しかいなくて、孤独感だったり社会からの疎外感だったり
ピザにも自信がないし、売れないし、いつもビクビクしてて。
そんな頃、仲間が欲しくて欲しくて。

3年くらい経ってから、一人増え、二人増え、bocchenoで仕事してみたいという子も出てきて
仲間がいるんだぁ と思えて。救われた。本当に救われた。

7年くらい経って、リピーターのお客様も増え、やりがいも年々上がっていき、
責任の重さもまたいい感じのプレッシャーにもなり、
もっとbocchenoができる最高のパフォーマンスをしなくちゃ!って。

そして10年、多くの仲間、お客様、関係者の皆さんが周りにいてくれる。あの頃には想像もつかないくらい。

愛だなぁ




まだまだ頑張るし、もっと楽しいbocchenoを追求していくから安心して。
そうは言っても56歳、体力も気力も衰えるし、色気もなくなるし。
おそらく、今が人生の頂上、これからは少しづつ下るんだろうね、たまに上がるけどね。

そんな時に10周年のB:BOOK は最高のタイミングで最高の作品ができた。
制作スタッフの杉江さん、太田夫妻、
楽山さん、歩荷さん、星野さん、ウララちゃん、ピクニケさん、
ヒラヤさん、co −coさん、サンデースパイスさん。
クラウドで支援して頂いた方々
本当に感謝します。

次の10年はどんなbocchenoになっていくのか、楽しみながらゆっくり目で歩いていきます。




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