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引っ張りタイヤの謎

2015年08月02日 | 車・バイク
その昔、一般的なタイヤは70扁平でした。BSだとRD209とか履いていました。車が変な色やね(苦笑)

高扁平率タイヤは、ミシュランやピレリで高価でした。このホイールセットはVOLKとミシュランの組み合わせで新品同様、W先輩から4.5万で譲って貰った品。35年前です。新品なら20万以上する品でした。円の価値は1.5~1.7倍なので今なら30~35万以上です。

昔は、ちょっとハイグリップが履きたいならホイール購入は必須でしたし、大変高価でもありました。

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70扁平タイヤは、サイド剛性が低いので引っ張ることで補強しました。195/70を7.5Jに入れると当時では猛者クラスでした。ブルとかローレルね。

タイヤの価格・品揃えが少なかったのです。

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今は、軽の14インチや商用車を除けば、60扁平もありふれています。プリウスの一般グレードが195/65R15、ツーリングセレクションなら215/45R17、G'sなら215/40R18です。シエンタも60で高グレードは50扁平です。アクアが175/65R15です。

BSのEX20は65扁平で、ウェットグリップが"b"です。軽の155/65R14サイズでも。(ちなみに軽のこのサイズで"b"なのはEX20Cだけ)

今のタイヤは、雨でもグリップ性能が高いのです。

195/65R15のEX20は、4本で4万で買えます。安いのです。205/60R15を履くのも良いですね。外径ー7mmなので3.5mm落ちるだけです。

アクアの175/65R15には185/60R15でも外径ー5mmですし、レグノの品揃えもあります。

今では、ホイールを買わなくても、60扁平でソコソコのタイヤが買えるのです。

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更に、高扁平率を目指しても安く上がります。

イストのエンケイPF01/7J+TOYO T1S 235/45R17は、新品で買って組み込んでも¥79300+¥50128+¥8640(工賃・廃棄4本込み)=¥138068です。
ウェットグリップが"b"に軽量ホイールSETでも13万で買えるのです。

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2-3年前までは、FSW・筑波・茂原のライセンスを持っていました。筑波は2回だけしか走ってないけど(笑) 初期のブログには走行記もあります。

サーキットでは極端な引っ張りタイヤも良く見ます。特にショートコースの軽量車です。理由は、太いタイヤがフェンダーやボディに干渉するからです。

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同じ理由で、極端なローダウン車も引っ張りタイヤを履いていますよね。良し悪しは別として履く理由があるのです。この場合はスタイル重視ですよね。


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私は、今ではタイヤ指定値のホイール(インセットも太さも)に組みます。ギャランのフェンダーは干渉するので1cm叩きました。タイヤの性能は、フルに発揮させたいのです。基本的にスペーサーは使いません。

タイヤもホイールも安くなり、銘柄も種類も増えました。剛性のために引っ張る必要もなくなりました。

最近、理解できないのが"タイヤが干渉しそうもないのに、引っ張りタイヤ"なミニバンが多いこと。時々セダンや軽も居ますね。スタイルでもタイヤ剛性でもありません。

続く

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