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【前編】県立「房総のむら」・成田山新勝寺・はにわ博物館・犬吠埼/九十九里「青松庭 白砂」

2023年05月05日 | 関東編(内訳)

GW前の4/27-28(木-金)、千葉県へ。

千葉県立「房総のむら」は成田の北寄りとなります。ここは子供向けの体験館が軸であり、我々の目的は隣接する古民家だったりします。エントランスとメインの通りです。


店舗はお面作り・そば打ち・絵皿・ロウソク作りetcと10店以上あり3-4店程が営業中でした。展示だけなら写真のように入れます(5-6店は) 2枚目は竹細工ですね。


村内には古民家が再現されています。これは刀があるから武士の邸宅ですね。


うーん、屋内に竃があるかな~。2枚目は農家です。


規模的に大庄屋さんかな。園内は広く斜面も多いので大変でした。


江戸中期の下総の農家を図面から再現したものです。やはり竃は土間ですよねー。


井戸掘りの道具です。時間は掛かるけど安全&安価な「竹ヒゴ式突掘法」で発展途上国向けにNGOでも展開されているようです。


房総の村を出て、隣接する「旧御子神家住宅(重文)」へ。江戸中期築で元は館山の方にあったそうです。


上がれませんが土間が解放されており建屋内が覗けますし、説明板もありました。再建物と違うのは太い柱ですね。

上の2枚目、「旧平野家住宅(重文)」は閉まっていました。残念。

林間を巡るのですが好天で気持ち良かったです。降ったら足元が泥ですので汚れそう・・小さな古墳もありましたが中には入れません。


「旧学習院初等科正堂(重文)」明治32年~昭和11年まで学習院で使われました。まあ、私の小学校は明治27年築で中高は大正14年築だったりしますので古く感じませんが。


昔の椅子だけでなくパイプ椅子もありました。今でも使われているようです。ドアと窓が多いので明るいすね。


「成田山新勝寺」です。


「仁王門(重文)」は江戸末期。


2枚目の本堂は昭和の鉄筋。


三重搭(重文)は1712年築。近年に修復されたようです。


2枚目は「一切経堂」で1722年築。


輪蔵の彫刻が見事。2枚目は「釈迦堂(重文)」江戸後期築で五百羅漢の彫刻も見事です。金網越しですが近くによって拝観出来ます。


釈迦堂は1964年まで本堂でした。


2枚目の「二股大根」は「聖天堂(2008年築)」の前に置かれていました。聖天堂では歓喜天(かんぎてん)を祀っており、インドのガネーシャに相当する像頭の神です。一説では二股大根は女性を表し、女性好きな歓喜天に供えられるとか。

余談ですが、重要文化財の旧家屋は割と集約していません。古民家園なら方々にありますが重文は1-2棟が多いのです。まあ、寺社を含めれば奈良には凄いのが沢山ありますが。

文化財は少なくても歴史&有り方等が評価された世界遺産の「白川郷」や「五箇山」は有名です。

私の知る範疇では、愛知の「明治村」が10軒、川崎市立の「日本民家園」が7軒と多いです。高山市立「飛騨の里」には4軒あります。洋館は出島のあった長崎(グラバー邸3軒)や官軍の別荘の多い塩原~那須、大磯~小田原に点在します。都内にもありますね。

古民家の集約度では「北海道開拓の村」かと思います。

【後編】へ続きます

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