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東北温泉旅行(その3)小岩井農場・みちのく民俗村/美人の湯 瀬美温泉(岩手)

2022年05月27日 | 東北(内訳)

(その2)より

「小岩井農場」へ。調べたら妻と1986年に訪れていました。男鹿半島-奥入瀬-恐山-小岩井-山寺コースでした。36年振りです。人も観光バスも多かったー。ゲートを抜けると大草原です。種差海岸には負けますが。


これらの厩舎は明治末期以降の重要文化財です。2枚目は資料館です。岩崎彌之助(三菱の彌太郎の弟)が出資、場主は井上勝でした。官軍の土佐-長州ラインですね。那須辺りにも官軍上がりの別荘やら牧場が多いです。


乳牛です。


このサイロも重文です。アイスクリームは腹が冷えるので、妻のをちょっと舐めてみました。濃厚で美味い!


海側も盛岡も遠野も観光済です。北上市へ向かいます「みちのく民俗村」には「北上市立博物館」が併設されています。まずは博物館へ。


刀剣の特別展中でした。この周辺も縄文遺跡が多く土器が展示されていました。


三内丸山遺跡よりデザインが凝っています。


「みちのく民俗村」は広いです。左下が上の「北上市立博物館」です。1~10と資料館を見ました。妻は仏像&城には興味がありますが、地味な古民家にはありません。途中で飽きていました。


あとで自分が見ますし2棟だけ紹介します。全て江戸時代の旧家です。「旧菅野家住宅(重文)」綺麗に修復されています。車輪の付いた大きな箱は箪笥です。うーん、着物を入れて虫よけに囲炉裏の近くに置いたのかな~でも煙たくなっちゃうよな。洗った食器用かな。 


土間にも囲炉裏があります。天井が高い。飛騨辺りの古民家は2階構造が多かったのですが、東北は平屋+別棟蔵が多いです。雪が少ない影響かも。ストロボを使う程暗い室内です。説明員がいると色々と質問できるのですが。でも知らない場合がほとんどですね(汗)


資料館は「旧黒沢尻女学校(重文)」です。明治44年製の蒸気で放水する消防車です。石炭や薪が燃えるのより家が先に燃えそう。


階段はミシミシ♪昭和2年築の大正建築です。2枚目は田んぼ用のカンジキで「田下駄」と呼びます。


おお、初めて見ました。壁に埋め込んいた物です。


「旧菅原家住宅」この家の特徴は、時計から見て分かるように明治以降にも使われていました。襖ではなく板戸で細かく仕切っています。防寒対策でしょうね、汚れにも強いですし。


壁には明かり取り兼排煙窓が付いています。天井は相変わらず筒抜けですが、煙突も無いので仕方ありません。


「平安時代の竪穴式住宅」とありました。柱や窯の跡から再現したそうです。板の上に敷物したとかで、TVで見る京の都とは大違いです。


宿は「美人の湯 瀬美温泉」新館特別室 半露天客室『杏』@31,850円 狭い洋室と和室ですが川の流れが心地良いです。ここもカメムシが出ませんでした。


泉質は炭酸水素成分が多く、重曹泉でツルツル♪ 源泉掛け流しです。2枚目は右が貸切風呂、左が中浴場(男女)、奥が大浴場です。他にも混浴露天(休業中)+男女内風呂と貸切風呂があります。


中浴場に大浴場です。


露天の横はけっこうな激流でした。


刺身は不味いですが量的にも少ないですし、他は美味しかったです。山菜は新鮮ですし♪ 左下は「蕎麦味噌焼」なる保存食で、蕎麦・松の実・クルミです。


食事処は個室です。良い宿でした。ちなみにもっと広い半露天付きの部屋もありました。


えさし藤原の郷(岩手)」&岳温泉(福島)へ続きます

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