CDワンダー・ランド おもしろビックリ・ザCD

ＣＤが衰退しつつある今日この頃ですが、手前の蔵書から化石ＣＤ（笑）を引っ張り出してみました。





このＣＤは型番が３２ＤＧ３５となっており、ＣＤ発売黎明期にリリースされたオムニバスで、効果音から和楽・流行歌まで様々な音源が収録されています。

収録内容
01.「君はハリケーン」ザ・スクェア
02.オーディオ・チョット・チェック (1)右、左、中央、逆相
03.オーディオ・チョット・チェック (2)5点定位
04.ド迫力、これがSLだ！
05.ナイト・イン・エアポート
06.トロピカル・バード
07.サンダー・シャワー
08.Shishi Odoshi
09.梵 鐘
10.スズムシ
11.The Beer Drinkin’
12.花 火
13.アンティーク・オルゴール「BIMMEL BOLLE」
14.「ハートのイアリング」 唄：松田聖子
15.「NEVER」 唄：MIE
16.「マジック」 唄：マリーン
17.「熱いサヨナラ」 唄：五輪真弓
18.「やさしい時間」より ピアノ：村松健
19.柝の芸術 拍子木：竹芝蟹助他
20.和太鼓と津軽三味線による組曲「寒流」より 天野宣社中
21.「過越のいけにえ」 唄：イタリア少年少女合唱団
22.「夢のあとに」（フォーレ） チェロ：堤剛
23.「ピアノ・コンチェルト第1番」（ショパン） ピアノ：中村紘子





注目は、Ｍ02～03で再生装置が正しく接続されているかチェックできます（逆相接続云々・・・）。
また、５点定位といった専門的なチェックもできるシロモノで、当時このＣＤを購入する方にターゲットを絞った内容です。

音楽は、松田聖子・ＭＩＥ・マリーンと当時にタイムスリップできる内容ですね。

解説には、ＣＤ＝デジタルの音の良さを褒めちぎった説明がいっぱいです。今では、ＣＤの音の悪さ・アナログの良さといったレビューが氾濫していますが、じゃ～当時の音響メーカーは嘘を言っていた！と言っていると同じように思えてなりません・・・。

あと、このＣＤケースはメジャーになりませんでしたね。ワムや松田聖子などのソニー系列のみの短期間で終わり、プラケースが標準となりました。それも今では、「エコ」の観点から紙製へとシフトしつつあります。時代は目まぐるしく変わって行きますネ。３年後はどうなっているか、全く解りません・・・。