福岡のペットシッター・BM WAlking日誌

お仕事の様子やふと思った事、伝えたい事、真面目な話も、あれれ?・・な話も何でも発信していきます。よろしくお願いしま~す!

コラム ~感動・・・そして、つぶやき~

2014-02-17 | 日記
先日、お客様のH様と、こんな会話をしました


H様:「夫婦合わせて150歳になったら、この家を売り払って、介護サービス付の住宅(施設)に入ろうって言ってたんだけど・・・既にもう、その150歳を超えちゃったよ(笑)」

私:「そうでなんすかぁ(それは知らなかったけど)今もお元気で、本当によかった~

ご家族やご夫婦で、旅行やお出かけの度に、たくさん飼ってらっしゃるワンちゃん・ネコちゃんのお世話をさせて頂いてますが、今もご夫婦で、元気に人生を楽しまれてる事が、私も心から嬉しかったです

そんな会話をした後、またじわじわと感動が込み上げて、ご本人様のご了承を得てこの話をブログに書くことにしました



このご夫婦と私が知り合ったのは、約2年前。
海外で生活されてる息子様から、実家に預けている猫ちゃん3匹と、もともとこのお宅で飼われてたワンちゃん1匹と猫ちゃん1匹のお世話の件で、お問合せを頂き、打合せに伺ったことに始まり、その後、お出かけされる度に、ワンちゃん、ネコちゃんのお世話に伺わせて頂いてます

息子様の猫ちゃんも合わせて、ワン・ニャン全員で、5匹
唯一のワンちゃんは、ご家族のアイドルとってもとっても可愛がられてます
ネコちゃんたちも、実は皆、保護ネコたち。このご家族に出会ってなければどうなってたことか・・・
お家の中に、何とキャットタワーやエアコン付のネコちゃん専用お部屋まで造ってもらって、時にはケンカもするけど(兄弟げんかみたいな)みんなとっても仲良く、本当に安心した様子で、幸せに暮らしてます


今では、高齢者向けの介護やセキュリティーの充実した住み心地のいいマンションや施設などが沢山あるようですが、やはり、「この子たちを残して行けないから」と、笑ってらっしゃいましたが・・・そのためにも、ずっと元気でいられるよう、ご夫婦共に、とってもとっても努力をされてることも知ってるので、余計にジーンときちゃいました
(健康を維持されるために、「老いない!病まない!元気になる!!」ためのストレッチの指導にも毎週伺わせて頂いてます)


もちろん、長年生きていかれる中では誰でも、いつもいつも元気で健康という訳にもいかず、病気や怪我で悩まされることもあると思いますが、それでもできるだけ、この子たちのために、元気でいようと、よく努力されてるそのお姿にも、また愛犬や愛猫たちがそのパワーを与えてることにも、改めて感動したのでした



感動したのと同時に、ちょっと考えさせられました。
ご縁のあった方には、これからも私のできることで、できる限りのお手伝いをさせて頂きたいのですが、それでも、もし、飼い主様に万一のことがあったら


現在、日本では、15歳以下の子どもの数より、ペットの数が数倍も多い状況です。
フードや医療などの向上で、人間と同じく、ペットもずいぶん長生きするようになりました。
そして、飼ってる方の高齢化も進んでます。
もし、飼い主様に、万が一のことがあって、愛するペットを飼えない状況になってしまった時は、どうなるのでしょう

・・・・ご家族や、信頼できる友人に、前もって、ペットたちの面倒を最後までみてもらえるようお願いしておくというのが、ベストです
しかし、ご家族であっても犬や猫が苦手な方や嫌いな方もいるかもしれませんし、仕事の都合や、住宅事情、または子どもさんのアレルギー等で、必ずしも引き取ってもらえるとは限りません
ましてや、ペットも高齢で医療費がかかったり、介護が必要だったりすれば、尚更です



そんな事も、H様とお話しながら、自分の仕事についても、ちょっと考えさせられました

現在、ペットシッターとして、飼い主様が、お忙しい時や、お出かけの際に、ペットのお世話を代行させて頂いてますが、いろんな事情で、飼えなくなった飼い主様に代わって、最後まで、お世話をすることも併せてできたらいいな・・・・


実際に、飼えなくなり、周りに引き取ってくれる人がいなかったり、あるいは探さなかったりして、結局は保健所やセンターなどで殺処分を依頼する、あるいは公園や山などに捨てに行く人が後をたたないのが、現在の日本の現状です
(保健所や愛護センターに連れていけば里親を探してくれると思ってる人も多いですが、実際には、里親が見つかるのは、子犬や子猫のうちのほんの、ほんの、わずかです。職員の方がいくらがんばって、ペットを持ち込んで来る飼い主に考え直すよう説得しても、あるいは里親募集をしても、捨てられるペットの数が多すぎて、追いつかず、センターに引き取られたほとんどの犬や猫は炭酸ガス室で殺処分されていくのが現状です。福岡でも昔に比べて殺処分の数が減ったとは言え、今でも毎日、40~50匹の犬や猫が殺処分されています。また、公園や山などに捨てに行く人は、たいてい、誰かに貰われる事を願って、捨てるそうですが、実際には、餓死したり、他の動物に襲われたり、家に帰ろうとして、事故にあったり、心無い人にいじめられたりして、生きていけないことの方が多いのです)


そんな現況を知りながら、心を痛めたり、憤りを感じるばかりで、何もできない自分の無力さに、がっかりもしますが、私は私のできることで、何かをちょっとづつでも変えていけたらなぁ、私にもっとできることはないかなぁ・・・なんて改めてちょっと考えてみるのでした


また、この件について、ご報告できることがあれば、ブログにアップしますね
何かご意見や、いい情報があれば、bm_walking@yahoo.co.jpにメール、または092-577-4209にお電話頂けると嬉しいです


さ、今月もあと10日程ですね
いつでも、丁寧で安心なお世話を心がけてます
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