福岡のペットシッター・BM WAlking日誌

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猫のしつけ 「噛み付き」について

2011-08-09 | 日記
ちゃんとしつけても猫が家の中で、尿スプレーをする、爪とぎ器以外の場所で、爪をといだりする場合は、縄張り主張の本能から行う場合や、環境の変化など、何らかのストレスが原因となっている場合があります
また、離乳期以降の社会化期に他の猫や人と接する機会が少なく、十分な社会化ができなかった猫が、人を噛むなどの問題行動を起こすことがあります

今回は、猫の「噛み付き」について・・・・

お客様の中には、捨てられてた猫を拾ったり保護したりして、育てていらっしゃる方も少なくないので、子猫の時期に愛情を注いでもらえず、辛い思いをしてきた猫ちゃんたちの中には、今は、優しい飼い主さんに、沢山の愛情を注いでもらって落ち着いた生活をしてても、時々何かフラッシュバックしたように、急に人を噛むということを耳にします

噛み付いたり、引っ掻いたりするのは、猫の本能なので、人と遊んでいる時に、力を加減した甘噛みやじゃれ噛みをしますが、強く噛むのは、子猫の時に他の猫と遊ぶ機会が少なく、じゃれ噛みを学習していない場合や、不安や恐れなど恐怖心から噛むもの、興奮している時に、八つ当たり的に噛む場合など、様々なケースがあります
いづれにしても大ケガになる場合があるので、辞めさせなければなりません
猫が噛んできたら、大げさに「痛いっ!」「だめっ!」などと鋭い声で叫びます。猫がびっくりして、すぐに辞めるなら、噛む度にこれを繰り返すと辞めるようになりますが、それでも辞めない場合は、噛まれた手をそのまま、猫の口の中にぐいっと押し込むようにすると、苦しくて口を離します。噛むのを辞めたら、すかさず「ダメ!」と一括して噛んではいけないことを覚えさせます
噛まれた時に、慌てて手を引っ込めたくなりますが、そうすると猫がよけいに強く噛んできたり、猫の牙に引っかかって傷口が大きくなるので手を引っ込めないようにしましょう