昨夜のニュース

昨日は、東日本大震災から、ちょうど１ヶ月でしたね。

昨夜遅く、ニュースを見てたら、計画的避難区域として発表された地域の中のひとつである飯館村のある酪農家が取材に応えていました

原乳の出荷制限が続く為、毎日８万円の売り上げをあげてた原乳を毎日畑に廃棄しているそうです
その度に涙が出る思いとおっしゃってましたが、涙の原因はお金のことだけではないそうです。

牛の餌となる牧草が放射性物質で汚染されてるため、十分に食べさせることが出来ません。牛は、餌が足りなくても身を削って乳を出すそうです。そして酪農家の方も出荷できなくても、牛の体調管理のために毎日、乳を絞るそうです

日々、やせ細っていく牛たちをどんな思いでみるのだろうと思いました・・・

酪農家の方は「牛も家族」と言い切っておられました。
「牛たちに生計をたててもらい、そのおかげで(自分たちの)子どもを育ててきたのだから。・・・避難所に牛たちを連れて行きたいがそれは叶わないだろうから・・・。」とうつむいておられました

自分たちが牛たちのおかげで生計をたて、養ってもらったと'恩'を感じている牛たちを残して、自分たちだけ非難することに、大変な後ろめたさを感じているようで、とても胸を痛められていました。

もし、自分がペットを置いて避難しなければならないとしたら・・？と、思うととても胸の引き裂かれる思いだけど、・・その愛着に加えて、その動物たちが自分たちの生計をたててくれる意味でも大切な家族だとしたら・・・？と思うと何とも言えない気持ちになりました


被災された方々の苦しみのきっと何分の一も理解できないかもしれませんが、決して無関心ではなく、これからも見守っていくことと、恵まれた自分の目の前の仕事を頑張ろうと思いました。

今、自分にできることは、一生懸命働いて、使うところではしっかりお金を使って、日本の経済を西日本から支えることだと思います。(・・・て、たかが知れてるけど)

でも、皆がそうすれば大きな力になって復興に協力できるし

BM Walking31号通り店、これからも、頑張ります