櫻井BLUES農場

わたくしのおもうこと、すきなこと、じっさいしていること。

NHKAM 日本維新の会 /江戸時代の武士と町人農民の連携文化地域産業

2011-02-16 10:27:25 | 日記
おはようございます。

今朝のNHKAMさまより。

「日本維新の会」
という、あつまりが、ございますそうです。
日本の、これからをつくっていくために、幅広い層の参加が必要とのことです。

原口さんとおっしゃいます佐賀維新の会の方が、大阪府橋本知事さんと電話会談なさったそうです。
地域主権には、中央各界のトップの意見のみならず、
地域社会の知事や市長、地方自治体や、NPO、さまざまな個人の意見が必要であるとのことです。

以下私見です。
「日本維新の会」どのような会か、自分自身で調べてみます。
拙ブログをご高覧戴けておりますみなさまからも、ご興味ございましたら新聞PC等で、「日本維新の会」ご検索くださいませ。


主権在民は、日本国憲法にて保証なされた一億二千万人のいのち、二億四千万の瞳のみつめる一番星です☆。
囲碁会にたのしみ通うおじいちゃん、お針こさんで内職をなさるおばあちゃんの価値は、政務に携わるみなさまと等しいと、おもっています。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

今朝のNHKAMさまより。
法政大学田中ゆうこ教授のおはなし。

江戸時代 武士の学問は子供の頃から積み上げられた。
その高い教養は、さまざまの民衆に伝わり、
文化は武士と町人農民と共につくられた。

書籍には、
「ものの本」と「絵草紙」 の二種類がある。

町には店があり、行商人により農村まで本は、あまねく行き渡っていた。

大体武士が副業に本をつくった。
仕官のみでは武士も生活が厳しい面もあった。

江戸時代が実質的に「封建制度」だったと言えるのかには、現在の歴史家のなかでも疑問譜があるそうです。

下級武士の生活、貧しく、内職が必要だった。
生活のために町人と協力し本をつくり、俳諧、お笑い、洒落、学問武道を町人にも農村にもひろく教えた。

「連」という文化サークルでさまざま教え、それが職になっていた。
俳諧の松尾芭蕉さんなどは、俳諧を指南するお仕事で日本中旅をなさった側面もある。

平仮名は広く識字率高かった。

漢文は、一般に武士の教養だったが、民衆のなかにも漢文を修する者も少なからず。

商売の点で、世界的に俯瞰しても
日本に老舗が多く存続している理由には、銘店は血筋にこだわらず跡継ぎを実力で採用重用しているから。
たとえば、長男に店を継ぐ器量を見出だせなかった場合、必ずしも長男に家督を継がせず、
器量見所のある者を娘の婿に取り、家督を継がせる、等も、ある。
なかには、1500年続いている老舗も、日本にはある。世界的にみても素晴らしい点が日本の老舗にはある。


江戸時代に、秋田蘭画ヨーロッパの絵画を地方都市で開花させた。

鍋島更紗など、布の開発も、江戸時代に地域特産品が、開発された。

経済の自立が必要藩ごとに必要だった

その点、江戸時代は中央集権ではなかった。


軍事力 フォース。
文化力 パワー。
世の中の「ちから」には、二種類ある。
Two kind of「ちから」in this world My Friend。
参勤交代により、諸藩の軍事力を削った側面があるが、諸藩の見聞教養を広範に広め学びあう役割も参勤交代には、あったのではないか。

諸藩とも、
農業が基本。
開発(かいほつ)研鑽もたいせつ。

地域土産の開発、ものづくりが経済。

経世済民。「済」は「済ける=たすける」の意味。

勿体ない=体を為していない。
ものを使い切る。
その人にとってたいせつなものを持つこと、が贅沢。良い意味。

贅沢と浪費は違う。

江戸時代は、ものをつくる現場を大切にしていた。

いまものこっている文化として、呉服店では反物(たんもの=仕立てていない素材、布の状態)で売っていた。お得意さんが、趣向を凝らし仕立てを決めて誂えた。

みんなが参加するものづくり。裁縫は、女のひとはすべて出来た。素晴らしい文化と手仕事のちから。

各地域で、
都市ができ、建築と燃料でたくさんの樹木が伐採され、洪水が起きてしまい、痛い目にあった。すぐに反省し伐採禁止令が出た。

トイレは、厠、川に作っていたが、
すぐに禁止され、糞尿は貯めて農地循環させた。
川が汚れない。

下肥問屋もできた。

現代のように機械化されると雇用がなくなるが、江戸時代は問屋制度でさまざま雇用が産まれた。

上水道、便所下肥、護美、は、しっかり循環の仕組みが出来ていた。

現代文明の粗製乱造大量生産大量廃棄は、なかった。

江戸時代の
下水は溝から運河河川から海へ。炊事洗濯があったが(化学合成)洗剤がなかったので、生態系への負荷がなかった。
(そういえばお風呂も石鹸がなく、糠袋でしたね。)

井戸端会議、あがり框までの、プライバシーをわきまえた、ほどよい間柄の人間関係。

近隣が、どんな人物かを知りあうことが重要な安全保障セキュリティキープになっていた。

町の長屋だと、大家さんが役割としてしっかり把握していた。

どんな世の中にもよい事とわるい事があるが、
いいことを学び取り明日へと渡すのが大事。

著作として
「布の力」法政大学教授田中ゆうこ著

みなさま今日も佳い一日を。

櫻井BLUES農場 拝

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