チームK公演 ～佐藤夏希生誕祭～

今日のチームKの夜公演で、７月１日に誕生日を迎えた“なっち”こと佐藤夏希のためのサプライズ企画がありました。

ファンが用意したもの（クラッカーとサイリューム）と、スタッフ側が用意したものがありましたが、スタッフ側が用意した企画が凄かったです。

「桜の花びらたち」前のMCコーナーでのこと、普段はお題を設定して、進行役の大島優子がメンバーを当てていくのですが、今回は違いました。

大島「実は私は占いが得意なので、メンバーを占いたいと思います」

と唐突に占いをすることに。最初は早野薫。

大島「う～～ん…（占ってるフリ）。分かった！昨日のおかずはチーズハンバーグ！」

早野「何で分かったのー！でも、これ占いじゃないよね。」

客「（笑）」

というコントというか、小芝居が。次は奥真奈美。

大島「占って欲しいことある？」

奥「10年後何歳になってるか！」

大島「う～～ん…（占ってるフリ）。分かった！10年後は20歳になってます」

この辺で、台本があるんだな、ということは分かりました。次にお客さん。

大島「う～～ん…（占ってるフリ）。分かった！みなさんは、この劇場を愛して下さってますね！」

今までふざけ気味だったのが、ここら辺で、何となく真面目な流れに…。

大島「じゃあ、最後にもう一人占いたいと思います。じゃあ…なっち！」

ここで、客席も「ああ、なるほどそういう流れ（このまま誕生日企画へ）なのか」と納得した模様。実際、「仕込み上手！」の声が客席からとぶ(笑)。

大島「う～～ん…（占ってるフリ）。分かった！なっちは、今自分の夢のために一生懸命頑張ってるんだね」

佐藤「（一気に涙ぐむ）」

他のメンバーももらい泣きしてましたね。確認できたのは小林香奈と増田有華。

大島「そんななっちには、近いうちにきっと“良いこと”があると思うよ！実は…それは今日なんだ。」

ここでケーキ登場。後はローソクを吹き消したり、クラッカー鳴らしたり、いつもの風景。

文字にしてしまうとイマイチですが、ここまでの演出は非常に上手かったです。今まで私が見た誕生日企画では、結構ぶっきらぼうにケーキを持ってくることが多かったので。

誰が考えたのか知りませんが、ここまで凝った演出でケーキを登場させたのは初めてだと思います。

佐藤夏希は自分でも言ってましたが、「すぐ感動して泣く」性格だそうで、確かに2曲目の「Dear my teacher」やその後の自己紹介のときの「1+2=N なっち」をファンがコールしただけで既に泣いてました。さすがにこのときにはファンから「まだ早いよ！」の声がとんでましたが(笑)。

でも、あれだけ感動して泣いてくれれば、ファンも嬉しいでしょうね。この誕生日企画って、意外と泣く子は少ないので。

もしかしたら、スタッフ側も彼女が「涙もろい」ということを知っていて今日のような演出を企画したのかもしれません。どちらにせよ、今日の企画はグッジョブ！でした^^。