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巨匠スタンリー・キューブリック監督を裁判に引用したサムスン電子

2011年08月24日 | Weblog
現在、サムスン電子のギャラクシータブがアップルのiPadに似ているという理由で
訴えられているが、サムスン電子の反撃が、巨匠スタンリー・キューブリック監督を
使うことだったようだ。

Yahoo!Newsより
iPadのようなものは「2001年宇宙の旅」に既に登場している、とSamsung側が主張


正直なところ、私が大好きなスタンリー・キューブリック監督を裁判の引用に
使って欲しくないという気持ちでいっぱいだ。

サムソン電子の話によると、iPadのようなものは「2001年宇宙の旅」に既に
登場していると主張しているらしい。
2人の宇宙飛行士が食事をするシーンで、その傍らにはタブレット型の
コンピュータのようなものが置かれ、何かを表示しているとのこと。
これにより、アップルにデザインの独自性があるわけではないということを
防御のネタにしたいらしい。

本当に悲しい話だ。

裁判で負けることになると、企業としては厳しい事になるので、あらゆる手段を
こうじて、対策をとるのはわかるのだが、だからと言って、なりふり構わず、
映画界の巨匠スタンリー・キューブリックの作品、それも「2001年宇宙の旅」を
引用するなんて、キューブリックファンの独りとして、黙ってはいられない。

私はサムスン製品を一つも持っていないが、またサムスン製品から遠ざかる
要因がひとつ増えたことになる話題だ。

(※写真は1940年代末期の自身による撮影)

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