アジサイ科のガクアジサイです。
ガクアジサイは、房総半島から四国の足摺岬の海岸沿いで、自生しているものが見られます。
6月7日の「ヤマアジサイ」よりおそくさきます、葉も花も大きくて、こうたくがあります。
ヤマアジサイと同じで、4枚の花びらに見えるのは「装飾花(そうしょくか)」、装飾花にかこまれた中のぶつぶつが一つづつの花です。
装飾花にかこまれた花を上から見ると、絵や写真を入れる「がくぶち」のように見えるので「ガクアジサイ」の名前になったんだよ。
全部が装飾花の花を、「アジサイ」または「ホンアジサイ」とよびます。植木屋さんは「テマリ咲き」とよぶよ。
日本からヨーロッパに輸出され、ひんしゅかいりょうされて日本に帰ってきたものを「セイヨウアジサイ」とよびます。