マメ科のフジです。
本州から四国、九州に分布する、つる性の落葉樹です。
ほかの木に巻きついて、木の上部をおおうほど成長する場合もあります。
葉は互生する、小葉13枚から19枚の羽状複葉、小葉は先のとがった卵型ふちはなめらかです。
4月から5月に、房状に多数の花がさきます。
花びらは5枚の「蝶形花」とよばれるマメ科の花です。
マメ科の花の特徴は、上向きに「旗弁(きべん)」とよばれる大きな花びらが1枚立ち上がります。
下の両側には2枚の「翼弁(よくべん)」があり、その内側にはオシベとメシベを包む「竜骨弁(りゅうこつべん)」が2枚あります。
ミツバチさんがいそがしそうです。