ともちの小さなGLOBE

人生は一期一会のLong and winding road。小さな地球儀をめぐる日々をブログにしました。

アフリカ紀行 ブルキナファソにて

2010-05-01 00:19:53 | 
4月11日から27日までフランス経由で中西部アフリカを訪れた。
訪れた国は、ブルキナファソ、セネガル、アイボリーコースト、そして経由地であるフランス
5年ぶりのアフリカ…前回はセネガル、ガンビア、マリだったけれど今回はセネガルのみが2度目の訪問となった。
その道中を、仕事とはかけ離れた手記として写真を交えて書き記してみたい。

4月11日に成田を出発、機上の人となりフランスに到着
下の一連の写真は、雲海を挟んで成田とパリ郊外の写真…田園地帯のシーケンスとは言え、文化の違いが景色に現れている。


空港ホテルでのトランジットを経て、いよいよアフリカに出発 始めの訪問国は中西部アフリカに位置するブルキナファソ
旧フランス領でありながら一時期社会主義路線を経て現在は民主主義路線となっている

空港に降り立つと強烈な湿気と高温に汗がドッと噴出す。日中の気温は43℃にもなり蒸し風呂状態…おまけにホテルのエアコンも故障…移動の車中が最高の環境とは、かなり体に堪える…

首都ワガドゥグの幹線道路は以下の写真のようなりっぱなもの

ここではバイクが個人の足として定着し、日本メーカーの名前を多々目にするが、殆どが中国製の偽物

5年前マリで見た光景と差が無くコピー製品販売による拝金主義は年を経ても変わる余地が無い…

一方、ひとたび郊外に向かえばこのような集落が出現し、一気にローカル色を帯びて来る


また、ブルキナファソでは北部で金が採石されている。
そして、資源発見がアフリカの国々にに不幸をもたらす例に漏れず、このマイニングエリアでは親の収入確保の為、児童も働いているのが現実。
そんな中、職業訓練校に対し、そんな環境で働いていた児童の受入れ援助を行うことで、彼らを過酷な環境から開放し手に職を付け自立させ、明日のブルキナファソの発展に繋げようとする試みもなされている。
ローカルエリアにある、職業訓練施設でのシーケンス(一部はマイニングエリアで働いていた子供達)



別れ際に、手を振ってくれた彼らに希望の未来があることを願ってやまない。


アフリカの中西部に位置する小さな国であるブルキナファソ
セネガルやアイボリーコーストに比べて富める国ではないけれど、庶民の貧富の差は他の2国ほど大きなものではないと感じる
気候的にも過酷、そして日本では殆どの方が聞いた事も無い国かもしれないけれど、思い起こすと何かホッとする国
そんな、ブルキナファソが発展していく事を願いたい。


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