~青いそよ風が吹く街角~

映画(主にミニシアター映画)の感想文を軸にマイペースで綴っていきます。

□『BACK BEAT』■ ※ネタバレ有

2019-06-16 21:50:57 | 〔KK〕


  舞台『BACKBEAT(バックビート)』:公式サイト

創世期メンバー5人だった頃のビートルズを描いた映画『BACK BEAT』のイアン・ソフトリー監督が舞台化。
ライブ場面もキャストが生演奏で歌い、各メンバーを演じている。

観に行く前に予備知識として映画版『BACK BEAT』を観ておこうかと思っていたけど、
時間がとれず、結局、映画版は観ずに行った。

メインの5人はワイヤレスマイクをつけているのもあるけど、
皆台詞がハッキリと聴き取れたので、物語もスーと入ってきやすかったです。
そして、いくら役とは言え、ステージ上で服を脱ぎパンイチになる5人は度胸あるな。^^

正直、主演はジャニだし、他にもバーター?でジャニが出演しているので、
観に行く前は実力面やファンのマナーが気がかりだったけど、
本職の俳優さんと肩を並べる上手さだったし、
アイドルグッズを持ってくるようなイタイファンは見受けなかったのでホッとしましたよ。

最近のジャニのレベルやファンの質は上がっているんだなと感心。
特に、主演のスチュアート役の戸塚祥太の心身共に追いつめられていく演技は声が通っていたし迫力ありました。

そして、ジョン役の加藤和樹が美味しいとこ持っていったな。
クライマックスの場面では顔思いきり崩して、声が完全に涙声で泣き崩れていた表現力が迫真で。
それでも、なかなか涙が流れないなと思っていたら、その場面の最後の最後に頬をつたう涙が光って見えたの。
それも一回だけではなく、二回ね。
彼の心のこもった演技にもらい泣きしそうになったよ。

私は『真田十勇士(堤監督版・初演)』で加藤和樹を知って、
『レディ・ベス(初演)』以降ちょこちょこ観ていて、
昨年6月の『1789 -バスティーユの恋人たち-(再演)』以降の作品は大阪や兵庫公演で全て観ているけど、
今作の演技が一番良かったな。
前作の『暗くなるまで待って』では悪役に挑戦していて、今作の役は全く違う役だけど、
加藤和樹というよりかは役になりきっている。
役のアプローチに今までにも増して本気度が伝わってくる。
特に、今作は歌い方もそうだけど、役の感情に寄り添って丁寧に演じていた。
彼は歌手活動もしているのでジョンの気持ちがわかる部分もあるのかな。
昨年12月『僕らの未来』・今年2月『暗くなるまで待って』とストレート・プレイ続きで、
私は4月のライブには行かなかったので、久々に生で歌声聴けたのも嬉しかったな。

スチュとジョン。
タイプは違えど、グループに感性派の天才肌が二人いたら容易く成り立たないかもしれないけど、
もし、スチュが健在で、5人でデビューしていたなら、
また一味違ったバンドになっていたのかなとも思ったりもしましたよ。

私は女性なので男性の気持ちは理解しきれない部分はあるけど、
相手への”ライバル心”や”嫉妬心”は女性同士よりも意外と男性同士のほうが大きそうだけど、
相手との”友情”や”絆”は女性同士よりも男性同士のほうがはるかに厚く熱そう。

とは言え、そういうありきたりな単語では語れない何かを抱えながらも純な5人が愛おしく感じた作品でした。

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