『ジェリーフィッシュ』:公式サイト
瓶の中の船
ポスターや公式サイトのイメージからライトな群像モノかと予想していたんですが、
群像モノではあるのですが詩的なアート映画でした。
左右対称の画の構図や場面転換、
そして、後半の海中場面は独創的ではあったものの
物語は不明確だったので、
結局、何が言いたかったのかはよくわからなかったです・・・。
でも、メッセージを頭で理解する作品ではなくて、
心で感じる作品なんだろうな~。
現実と幻想の狭間で浮遊せざるおえない人達=“ジェリーフィッシュ(クラゲ)”
なのでしょうね。
漂えど沈まず、彼方へ飛ばず、生活の機微を感じました。
>漂えど沈まず、彼方へ飛ばず
まさにそんな感じですね。
それぞれのフレームがとても小さい空間に限定されていて、そこに浮遊している寂しい人たちを、上手に描いてあったと思いました。
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*
孤独で閉塞的な日常ではあるけど、そこで溺れることなく浮かび上がり続ける。
それが生活の機微(人生の機微)なのでしょうね。