~青いそよ風が吹く街角~

映画(主にミニシアター映画)の感想文を軸にマイペースで綴っていきます。

*『英国王のスピーチ』* ※ネタバレ少々

2011-02-27 18:37:18 | 映画【イギリス】


  『英国王のスピーチ』:公式サイト

ペンギンの翼

吃音に悩む英国王ジョージ6世が自らを克服し、
国民に愛される真の王になるまでを実話に基づき描いた作品。

ほとんどが室内の場面だっただけに、
白霧がかかった街路樹を歩く場面が神秘的に映り、秀麗でした。

直系ではないし野心があったわけでもなかったけど、
図らずしも王の座に就く事になる運命と言えば、
昔の大河ドラマ『
八代将軍吉宗』の吉宗を思い出したりもしましたよ。
ただ、このドラマでは言語障害は吉宗ではなく長男の九代将軍家重でしたね。

ジョージ6世を支える内助の功の妻役のヘレナ・ボナム=カーターの演技が良かった。
ラストで涙を浮かべながら一瞬微笑む場面は慈愛に満ちていて美しかった。
近年は個性の強い役が多かった彼女だけど、
この作品の役のように普通の女性の役も演じてほしいな。

吃音を抱えながらも王になる運命を背負ってしまった
コリン・ファースの繊細な演技も素晴らしかったよ。

王となる男性を偉人として美化するのではなく、
自らの努力で乗り越えていこうとする
普通の男性として見つめていたのが印象深かったです。

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6 コメント

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Unknown (KLY)
2011-02-27 22:16:41
そうですよね、ヘレナは最近エキセントリック
な役が多かったですが、普通の役の今回も凄く
よかった。何でもコリンとヘレナはイギリスで
も上流階級の出なんだとか。本質はこっちだっ
たりして。(笑)
上流階級。 (BC)
2011-02-28 23:45:25
KLYさん、こんばんは。

>何でもコリンとヘレナはイギリスで
も上流階級の出なんだとか。本質はこっちだっ
たりして。(笑)

あっ、そうなんや~。
特に、ヘレナは本来のノーブルな女性に回帰したのかしら?^^

元々、ヘレナは美人女優さんだったのに某監督とご結婚されてからは
クセのある役のオンパレードになってしまったような気がしていたので
この作品で久々に普通の役を演じる彼女を観る事が出来て嬉しかったです。
こちらにも♪ (ひろちゃん)
2011-03-08 14:18:13
2月の記事にコメントごめんね(汗)
お忙しいのにレスの手間増やして
すみません(汗)

楽しみにしていた作品、予想を裏切ることなく
楽しめました!面白かったです^^
変に感動大作に持っていかないところにも
好感が持てました♪ジョージ6世を美化していないよね^^

>この作品の役のように普通の女性の役も演じてほしいな

私にとってのヘレナは、強い、怖い役ばかりの
女優さんでしたので(笑)、今回の役柄は意外でした。ただ、やはり英国女優さん、気品もあるし上手かったですね^^BC。さんにとってのヘレナのイメージはこっちなんですね(^^)
ヘレナ。 (BC)
2011-03-11 00:39:42
ひろちゃん、こんばんは。
この作品はマイベスト上位に入るほどお気に入りの作品なんだけど、
コメント少なくて寂しかったのでひろちゃんがコメントくれて嬉しかったです。(*^-^*

そうですよね、無理に盛り上げることなく、
ジョージ6世という男性を静かに見つめていたのが良かったよね。

ヘレナと言えば『記憶のはばたき』が好きで、
この作品では繊細なキャラクターで神秘的な美しさが印象的だったけど、
その後の役柄がエキセントリックな役のオンパレードだったので
久々に普通の役を演じた彼女も良いなと思ったりしましたよ。
Unknown (cochi)
2011-04-19 07:27:21
王族といえども、人間らしい部分を描き出していることに好感を持ちました。公務を離れれば、一人の人間であり、父親であり、
夫でありというわけで。人の日常というのは、こういうものでしょう。歴史秘話をみているような感覚でした。
普通の家庭人。 (BC)
2011-04-20 21:26:55
cochiさん、こんばんは。

>公務を離れれば、一人の人間であり、父親であり、
夫でありというわけで。

そうですよね。
国王であっても普通の家庭人。
その中での暮らしがありますよね。

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