気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“IoT向け無電源センサー”とは

2016-09-18 23:28:35 | IoT・デバイス・プラットフォーム・変革

半導体業界の新しいR&D組織である「デバイス&システム・プラットフォーム開発センター」(DSPC、2015年8月設立、東芝やアルプス電気などの共同出資)が今後開発予定の、外部電源を必要としないIoT向けの小型センサーです。

センサーや通信機能を動かすために、熱や太陽光、振動により発電する自律電源を内蔵します。低電力で動作できるセンサーやメモリーも開発します。サイコロ程度の大きさを想定しているようです。

これが開発されると、温度や圧力などのセンサーデータを永続的に収集できるようになるとのことです。産業機械、インフラ管理、物流などへの応用が期待されます。

なお、この種のセンサーは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの受託研究(*)で開発し、その後、事業展開の予定のようです。(*)http://www.nedo.go.jp/content/100790470.pdfの表のNo.2

この内容の新聞記事(2016.9.15)のサイトは、http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ15HXM_V10C16A9TJC000/です。


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