半導体業界の新しいR&D組織である「デバイス&システム・プラットフォーム開発センター」(DSPC、2015年8月設立、東芝やアルプス電気などの共同出資)が今後開発予定の、外部電源を必要としないIoT向けの小型センサーです。
センサーや通信機能を動かすために、熱や太陽光、振動により発電する自律電源を内蔵します。低電力で動作できるセンサーやメモリーも開発します。サイコロ程度の大きさを想定しているようです。
これが開発されると、温度や圧力などのセンサーデータを永続的に収集できるようになるとのことです。産業機械、インフラ管理、物流などへの応用が期待されます。
なお、この種のセンサーは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの受託研究(*)で開発し、その後、事業展開の予定のようです。(*)http://www.nedo.go.jp/content/100790470.pdfの表のNo.2
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