6/4に以前紹介した620Bをアキュフェーズ のA級アンプ(~100万円、~50Kg)で駆動されている知人宅を再訪問し、知人のリクエストである620Bのネットワーク改造の為のフィルタ定数決めの為の評価と、当方のリクエスト(DS-800ZXのエッジ軟化処理&620AのNWのフィルタ特性取り)を行ってきました。6/7青字訂正
■1)DS-800ZXのエッジ軟化処理
先ずはウーハーを外した。
軟化処理については、下記F特から低域がさびしいのは硬化しているのかなと思って確認して頂いたが、ウーハーエッジはまだ硬化していないので、軟化処理は不要との判断を頂いた。
■2)620Bのネットワーク改造の為のフィルタ定数決め
これについては別途アップします。現状は自作のアクティブチャンデバを使用されており2次(12db/Oct)で1.5KHzでクロス設定されています。クロス周波数を1KHzから2.4KHzまで5条件振るのと肩特性を通常のQ=0.707と肩を落としたQ=0.5の2条件とフィルタ次数を同軸のみ2次・3次の2条件と合計20条件を聴感で最適条件を決めると言うものです。
当方のRDA-560では簡単に条件を変えられるので持参して評価しました。この最終条件を考慮して1.8KHz弱でパッシブ&アクティブチャンデバを改修されるようです。
(620B純正ネットワークのLPFカットオフが公称1.5KHzとなっているが計算上は1KHz弱で製造されており、自作のパッシブネットワークはALTEC回路準拠で設計されたので同様に1KHz弱のカットオフになっています。)
■3)フィルタ定数決めに際しての問題
評価する前にRDA-560用に予め作ったレシピーが2次のフィルタとして機能しているか評価しようと言うことになりました。RDA-560のSP端子に8Ωの純抵抗負荷を接続して両端の電位差をPCのマイク入力に入れてWGから発信しWSで受けて見てみました。
これでハイ側は右側で20Hzから単調減少で出力が出ています。この下降線はWGをONした瞬間に出ます。ひょっとしてDCが出ていたら同軸ツイータが破損すると危惧されて当日は出力を掛けるスタートの瞬間はヴォリュームを下げて実験しました。後日切れる時にも逆相のノコギリ波が出ることが判ったのですが当日は切れる時までは対応できず、ただマンタレーは健在で事なきを得た。
■4)静止状態でのRDA-560のSP出力のDCオフセット
上記の関係データとしてDCオフセットを5/11に確認したのが以下で、0mVでした。(RDA-520でも同じでした)
CH1とCH3の2チャンネル共0mVでした。しかし、RDA-560の電源を切ると浮遊電位が発生します。
これは11mVですが、見ていると次第に上がっていきます。これの上昇をグラフ化してみました。
電源OFFの25分後にDC=7mVまで来ています。これは何かの充放電カーブのようですが原因は不明。
■5)620AのNWのフィルタ特性 ウーハー側2次(ー12db/Oct)、同軸側3次(18db/Oct)
これは上記で判ったのですが、当方のRDA520やPC直結ではフィルタ特性が上手くでません。知人宅で真空管アンプやRDA560では正規の傾き・カーブが確認できたので、当方もアナログアンプAU-D907FXで確認してみました。方法は■3)と同じです。
ウーハー側でー12db/Oct(2KHz-4KHz)、同軸側で 20db/Oct(1KHz-2KHz)とほぼ理論に近い傾きが得られました。
■6)WG/WSでループバックがフラットにならない原因
WG/WSでループバックがフラットにならない原因を今回知人から教えてもらいました。当方はWGを発信する時にスイープをデフォルトのLog指定していましたが正しくは、リニア(Z)に指定しないとフラットにならないということでした。
マニュアルにも書いているのでやはりマニュアルは読むべきと痛感しました。(余り読む癖が無い)
リニア(Z)スイープではドフラット。
6/4は色んなことがあって、有意義な一日でした。知人に感謝です。
■1)DS-800ZXのエッジ軟化処理
先ずはウーハーを外した。
軟化処理については、下記F特から低域がさびしいのは硬化しているのかなと思って確認して頂いたが、ウーハーエッジはまだ硬化していないので、軟化処理は不要との判断を頂いた。
■2)620Bのネットワーク改造の為のフィルタ定数決め
これについては別途アップします。現状は自作のアクティブチャンデバを使用されており2次(12db/Oct)で1.5KHzでクロス設定されています。クロス周波数を1KHzから2.4KHzまで5条件振るのと肩特性を通常のQ=0.707と肩を落としたQ=0.5の2条件とフィルタ次数を同軸のみ2次・3次の2条件と合計20条件を聴感で最適条件を決めると言うものです。
当方のRDA-560では簡単に条件を変えられるので持参して評価しました。この最終条件を考慮して1.8KHz弱でパッシブ&アクティブチャンデバを改修されるようです。
(620B純正ネットワークのLPFカットオフが公称1.5KHzとなっているが計算上は1KHz弱で製造されており、自作のパッシブネットワークはALTEC回路準拠で設計されたので同様に1KHz弱のカットオフになっています。)
■3)フィルタ定数決めに際しての問題
評価する前にRDA-560用に予め作ったレシピーが2次のフィルタとして機能しているか評価しようと言うことになりました。RDA-560のSP端子に8Ωの純抵抗負荷を接続して両端の電位差をPCのマイク入力に入れてWGから発信しWSで受けて見てみました。
これでハイ側は右側で20Hzから単調減少で出力が出ています。この下降線はWGをONした瞬間に出ます。ひょっとしてDCが出ていたら同軸ツイータが破損すると危惧されて当日は出力を掛けるスタートの瞬間はヴォリュームを下げて実験しました。後日切れる時にも逆相のノコギリ波が出ることが判ったのですが当日は切れる時までは対応できず、ただマンタレーは健在で事なきを得た。
■4)静止状態でのRDA-560のSP出力のDCオフセット
上記の関係データとしてDCオフセットを5/11に確認したのが以下で、0mVでした。(RDA-520でも同じでした)
CH1とCH3の2チャンネル共0mVでした。しかし、RDA-560の電源を切ると浮遊電位が発生します。
これは11mVですが、見ていると次第に上がっていきます。これの上昇をグラフ化してみました。
電源OFFの25分後にDC=7mVまで来ています。これは何かの充放電カーブのようですが原因は不明。
■5)620AのNWのフィルタ特性 ウーハー側2次(ー12db/Oct)、同軸側3次(18db/Oct)
これは上記で判ったのですが、当方のRDA520やPC直結ではフィルタ特性が上手くでません。知人宅で真空管アンプやRDA560では正規の傾き・カーブが確認できたので、当方もアナログアンプAU-D907FXで確認してみました。方法は■3)と同じです。
ウーハー側でー12db/Oct(2KHz-4KHz)、同軸側で 20db/Oct(1KHz-2KHz)とほぼ理論に近い傾きが得られました。
■6)WG/WSでループバックがフラットにならない原因
WG/WSでループバックがフラットにならない原因を今回知人から教えてもらいました。当方はWGを発信する時にスイープをデフォルトのLog指定していましたが正しくは、リニア(Z)に指定しないとフラットにならないということでした。
マニュアルにも書いているのでやはりマニュアルは読むべきと痛感しました。(余り読む癖が無い)
リニア(Z)スイープではドフラット。
6/4は色んなことがあって、有意義な一日でした。知人に感謝です。
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