620Aのバスレフポートの最適化評価中にヘルムホルツ共鳴周波数とfdやf0cの関係が気になって周波数を出してみました。青字追加
■1)ヘルムホルツ共鳴周波数
これについては、以下のHPを参照して式を引用しました。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/helmholtz.htm
計算結果は以下。
ヘルムホルツ共鳴周波数 fH =(v/2π){S/[V0(l+r)]}1/2ーーーーーーー①
ですが、開口端補正(出口付近の空気の影響を加味)を考慮すると、フランジがない場合は、r⇒1.5rとなり、更にオカリナやギターの胴のように開口部にフランジがある形状の場合は、r⇒1.7r、またヴァイオリンの「f字孔」のように、開口部が円形でない場合、開口部の面積を S とすると、r⇒√Sということですが、上記は①で出しています。
620Aの場合は、バスレフ穴は開口=6.5cm×28cm□で、深さはバッフル板の厚みの2cmです。この場合、fH=47Hz
4331Aの場合は、バスレフ穴の開口半径=5.3cmで、深さは=10.9cmです。この場合は、fH=29Hz
■2)620Aと4331Aのヘルムホルツ共鳴周波数とfd、f0cの関係
ヘルムホルツ共鳴周波数を前アップしたインピーダンスのグラフに赤〇で反映すると
となり、大体両方ともfdとf0cのほぼ中間の底に来ます。バスレフポートの共鳴周波数fdとヘルムホルツ共鳴周波数fHが同じであると仮定するとrの前の開口端補正の係数でフィッティングできます。
620Aの右側のfd=27Hzですので、27Hzになるようにrに係数を掛けると
r⇒3.5×rで、fH=27Hzとなります。
又、620Aの場合はポートが長方形ですので、r⇒√sで表せるのでこれを採用すると、√0.0189=0.1374でこれで行くとfH=37Hzです。
4331Aの右側の場合は、fd=13Hzですので、13Hzになるようにrに係数を掛けると
r⇒12×rで、 fH=13Hzとなります。
フィッティング係数が同じ位なら同じという仮定もありそうですが、大きく違うので、どうもfdとfHは違うのかもしれませんね。それともポート形状で開口端補正の係数が大きく変わるのか?
620Aのバスレフポート深さの評価は検証中で、もうじき出ます。
■1)ヘルムホルツ共鳴周波数
これについては、以下のHPを参照して式を引用しました。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/helmholtz.htm
計算結果は以下。
ヘルムホルツ共鳴周波数 fH =(v/2π){S/[V0(l+r)]}1/2ーーーーーーー①
ですが、開口端補正(出口付近の空気の影響を加味)を考慮すると、フランジがない場合は、r⇒1.5rとなり、更にオカリナやギターの胴のように開口部にフランジがある形状の場合は、r⇒1.7r、またヴァイオリンの「f字孔」のように、開口部が円形でない場合、開口部の面積を S とすると、r⇒√Sということですが、上記は①で出しています。
620Aの場合は、バスレフ穴は開口=6.5cm×28cm□で、深さはバッフル板の厚みの2cmです。この場合、fH=47Hz
4331Aの場合は、バスレフ穴の開口半径=5.3cmで、深さは=10.9cmです。この場合は、fH=29Hz
■2)620Aと4331Aのヘルムホルツ共鳴周波数とfd、f0cの関係
ヘルムホルツ共鳴周波数を前アップしたインピーダンスのグラフに赤〇で反映すると
となり、大体両方ともfdとf0cのほぼ中間の底に来ます。バスレフポートの共鳴周波数fdとヘルムホルツ共鳴周波数fHが同じであると仮定するとrの前の開口端補正の係数でフィッティングできます。
620Aの右側のfd=27Hzですので、27Hzになるようにrに係数を掛けると
r⇒3.5×rで、fH=27Hzとなります。
又、620Aの場合はポートが長方形ですので、r⇒√sで表せるのでこれを採用すると、√0.0189=0.1374でこれで行くとfH=37Hzです。
4331Aの右側の場合は、fd=13Hzですので、13Hzになるようにrに係数を掛けると
r⇒12×rで、 fH=13Hzとなります。
フィッティング係数が同じ位なら同じという仮定もありそうですが、大きく違うので、どうもfdとfHは違うのかもしれませんね。それともポート形状で開口端補正の係数が大きく変わるのか?
620Aのバスレフポート深さの評価は検証中で、もうじき出ます。