without A trace

favorite stuff...
music, trip, cinema, art, and so on.

Nada Surf / Weight Is The A Gift

2009-07-17 | music : normal


今更私がここで、このバンドのことをあれこれ語るのはおこがましいのだが、ひと足もふた足も遅れて私の音楽コレクションの仲間入りしたNada Surf(ナダ・サーフ)。
彼らのことは、ブログを通して知り合った方々が皆さん、声を揃えて絶賛しているので、常に気にはなってはいた。で、名曲 「Always Love」 だけはよく知っていて、去年ウィーンのTVで彼らのMTVの特集を見て、益々聴かなきゃ聴かなきゃと思ってはいたものの、結局今になってしまった。
お察しの通り、Hard-Fi(ハード・ファイ)同様、NANO-MUGEN FES.に行くのでじっくり聴いてみたというわけだ。
まず、先にやはり 「Always Love」 が入っているという理由で4thアルバム 『Weight Is The A Gift』 を聴き、しばらくしてから最新アルバム 『Lucky』 も聴いた。
全体を通して聴いた第一印象は、Vo.の歌い方がとっても優しいということ。そして、ギターの音がとても心地良い。
Vo.もギターを弾いているのも、フロントマンのMatthew Caws(マシュー・カーズ)。最初、高音がちょっとFountains of Wayne(ファウンテインズ・オブ・ウェイン)のChris Collingwood(クリス・コリンウッド)に似てるかな?と思ったが、何度も聴いている内にそんな感じも消えていた。
軽快で爽やかなアコギの音に誘われるように、スーッとポップなメロディが溶け込んで行くM-1 「Concrete Bed」 で幕を開け、M-3に 「Always Love」。
この曲は本当に優しくて切なくて、でもどこか力強くて、温かく包み込んでくれるステキな曲。至極のメロディとは、こういうのを言うのだろう。
メロウ&ソフトなM-5 「Your Legs Grow」 でじわ~っとさせ、弾けるようなアップ・テンポのリズムが気持ちいいM-7 「Blankest Year」 で楽しくなり、再びM-8 「Comes A Time」 で優しさに包まれる。
その後は、ポップでほど良く軽快なナンバーが続く。アルバムの中でいちばんドラムのビートが気持ち良く耳に残るのが、M-10 「Armies Walk」。
そして、ラストのM-11 「Imaginary Friends」 はパワー・ポップ全開! とてもキラキラしていて、心躍る爽快な曲だ。

『Lucky』 も美しいメロディが詰まっていて大満足だが、まだ未聴の3rd 『Let Go』 が好きだという人が多いようなので、近々聴こうと思っている。
でもまずはNANO FESで、彼らのライヴをじっくり楽しんで来よう。


最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。