母は強し

お昼、お父さんと、お母さんは、ランチを食べに行くんだって・・
それで、ボクはお留守番って言われて・・・
いやだ～。２人ともおでかけなんて・・ボクはどうするの？
何度も、お父さんの顔と、お母さんの顔を見て、顔色をうかがうボク・・
お父さんが、「かわいそうだから、プーも連れて行くか？」ってお母さんに言っている。うんうん、ボクも行く・・・
そしたらお母さんが、「ご飯食べている間、車においておくのは、落ち着かないし、車の中はまだ暑いからね～」とダメだし・・。
ボクは、２人の会話を聞きながら、もしかしたら一緒に行けるかも・・？と期待。
そしたら、お父さんが、ボクをなでながら、「車で待つんだよ～プーチャンできる？」って言うんだ。車で待つのは大嫌いな僕だけど、いい子にします～って座り直した。よし、これで一緒に行けると確信したそのとき、お母さんが、「ダメダメ！プーチャン車でまつのきらいでしょう！？そうやって駄々こねて連れて行ったら、また駄々こねれば、一緒に連れて行ってもらえるとサークルに入らなくなるからダメです」って。トホホ・・・ボクの行動を全て見破っているお母さん。
それでもボクは、まだ石のように動かずお座り。
そしたら、お母さんが、「プーチャン、お出かけだから入って～いつもはちゃんとはいるでしょう！どうしてわからないの？おりこうさんしないなら、もうお母さん知らないよ！よ～く考えて～さぁ～どうする～？・・・」
ボクは考えた。どうする～？って言われたら考えるしかない。
ボクは、トボトボ歩き出し、結局サークルへと向かったのです。
「は～い。プーチャンおりこうさん。ちゃんと考えたんだね。すぐ帰るから、帰ったらお散歩約束ね」と頭をなでられ、ドアを閉められた。
はぁ～ぁ。お母さんには勝てないや。
でも、ランチ食べたら、すぐ戻ってきて、お散歩とおやつを買いに連れて行ってくれた。
約束だったもんね。ご褒美大好き