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「K28NC」使用感など

2005-11-21 14:41:49 | ヘッドホン・イヤホン関連
akg_k28nc7月末に、前から目を付けていたAKGのポータブルノイズキャンセリングヘッドホン「K28NC」を購入。何でノイズキャンセリングヘッドホンを買ったかというと、夏場にCPUアクセラレータを差したPowerMacが轟音を出すようになって、あまりのやかましさに1時間と起動していられなかったから。この耐えられない状況を打破するには、ノイズキャンセリングヘッドホンしかない、と当時は本気で思ったわけ。
で、買ってから3ヶ月以上も経ったことだし、ノイズキャンセリング機能をメインにK28Cのレビューを書いてみる。

Webなんかで使われてる写真では全体的に光沢があってメタルパーツを使ってるように見えるけど、実際にはヘッドバンド以外はプラスチック製で、ちょっとチープな感じ。イヤーカップは小さめで、ヘッドバンドは結構きつい。個人差があると思うけど、使い始めの頃はすぐに頭が痛くなって大変だった。今は慣れてきたものの、装着場所を間違えると耳や頭が痛くなったり、遮音性が低くなったりする。
装着のコツは、イヤーカップは耳の下の方、ヘッドバンドは頭の中央~やや後ろあたりに持ってくると、だいぶ楽になる。あと、装着時にヘッドバンドを縮めた状態から頭に着けてグイッと伸ばすと、髪の毛を巻き込んで痛い。某ケータイのCMでK24Pをグイッと装着できてるのが不思議なくらい。だから、一度伸ばしきった状態で固定して、それから装着してヘッドバンドを縮めてる。

ノイズキャンセリング機能はオフにしてもヘッドホンとして使えるタイプで、オン/オフで音質の変化はほとんどない。静かな場所でスイッチをオンにすると、テープのヒスノイズみたいな「シー」という小さな音がする。これが気になるような場所はノイズキャンセリング機能を使うほどやかましくないから、スイッチをオフにして使った方がいい。
電池の持ちは、付属電池が2週間程度持って、充電池に変えてからはだいたい1週間ちょっと程度(1日数時間使用)。電池切れの手前になると電源ランプが点滅するんだけど、これがそのままノイズキャンセリング機能のオン/オフと直結してるらしく、「ボツ・ボツ・ボツ……」っていう音がする。外で使ってる分にはプツプツいう感じにしか聞こえなくてそれほど気にならないけど、室内では結構耳障り。
低減される騒音は、人が不快に感じる「キーン」というような高音部と、「ゴー」というような低音部。人の声を含む中音部はカットしないから、一部の騒音はそのまま聞こえてくる。家のMacの場合、ファンの回転音は割とダイレクトに聞こえてきて、やかましさはそれほど変わらなかったような気がする。それでも低い音の不快な騒音が遮断されるおかげで、我慢できる程度にはなった。ちなみに大型の空調を装備した会社内で使ってみたら、エアコンの音が消えて意外と静かになった。
地下鉄で使うと、地上で電車に乗ってるくらいの騒音に抑えられる。特に「ゴー」っていう腹に響くような騒音はカットされて、不快感が随分なくなる。車内アナウンスや人の声は割と良く聞こえてくる。この辺は好みの分かれるところだろうけど、個人的には周りの状況が分かる方がいいと思ってる。あと、駅構内でノイズキャンセリング機能をオンにして、曲をかけずに無音にして歩いてみると、こんなに静かな状態があるのかと思えて面白い。
ちなみにノイズキャンセリング機能をオンにすると、接続機器の電源ノイズを拾うようになる。手持ちの初代iPodにアダプタを付けると、かすかに「ブーン」という音がする(オフにしたり、アダプタを抜いたりすると消える)。まぁ、これに気付くのは家の中みたいに静かな場所でノイズキャンセリングをオンにした場合だから、あんまり気にしなくていいかもしれない。

音質に関しては、買った当初はボワボワの重低音で、音が頭の真ん中にごちゃっとまとまってる感じだった。あと、ある程度音量を上げるとびびる。この時点では「アクション系のDVDを見るのとか、テクノなんかを重低音のノリだけで聴く分には楽しいんだけど、ほかの曲を聴くのには使えない」といった印象。
で、適当に使い続けてエージングを進めると、1週間程度で低音が少し落ち着いてきて、音の分離も多少良くなってきた。ただ、やっぱり音が真ん中近辺で鳴ってるような感じ。おまけに中域は引っ込んでて、ストリングス系の音はあまり聞こえなかった。この時点では「騒音の多い通勤・通学のお供にはこんなもんか」っていう印象。
1ヶ月以上使うと、低音はかなり締まって、ほかの楽器も聞き取れる程度で響くようになった。中~高域にかけてもいいバランスになって、最近ではギターやピアノの音に艶が出てきた。それから、真ん中で鳴ってた音は耳の周辺まで広がった感じになった。
空気感や広がりが大事なオーケストラなんかには向かないけど、ベースのきいた曲を聴くには結構いい。ダンス系の曲にもスムースジャズにも良く合ってるし、ヴォーカル曲もいい感じ。今では割と満足してる。

ちなみに、ベースのヘッドホンはどう見てもK26Pなんで、ノイズキャンセリング機能がいらないなら、比較したことはないけどK26Pでもいいのかもしれない。

AKG(アーカーゲー)/K28NC


「続弾!問題な日本語」

2005-11-20 14:11:53 | 本と雑誌
リンク: Sankei Web 読書 【書評】『続弾!問題な日本語』北原保雄編著(11/19 05:00).

今年の頭に「問題な日本語」っていう本を買って、個人的には仕事柄もあってなかなかおもしろかったんだけど、その続編がもう出てるのかな。今度本屋に寄ったときにチェックしてみよう。
ちなみに前書「問題な日本語」ってのは、「なにげに」「違くて」「わたし的には」「全然いい」みたいに何か違和感のある言葉について、正しいのかどうかだけじゃなくて本当に誤用と言えるのかまでいろいろ書いてある本。頭ごなしに「これは間違いだ」って言うだけじゃなくて、言葉は変化するものだっていうことも踏まえて、許容できるものもあるんだよって指摘してる部分がいい。
それから、タイトル自体がやや皮肉混じりなのと、ちょこちょこ入ってるコマ漫画が結構面白い。値段も高くないし、一つの言葉についての解説が長くても数ページ程度だから、電車の中みたいなちょっとした時間でも読めるし、ブログを書いてるような人にも読んでほしいくらい。

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=blogoval-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4469221724&=1&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=blogoval-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4469221686&=1&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>


ウォークマンAのPRで渋谷ジャックだそうで

2005-11-19 00:30:11 | AV機器関連
リンク: ソニー、ウォークマンAのカウントダウンイベントを開催(AV Watch).

9月にiPod nanoと同時に発表されたウォークマンAが19日に発売になるっていう上の記事を読んで、ああそうだったかと思い出した。で、バッテリーが50時間持つっていうのをひっかけて、19日11時まで50時間ダンサーが交代で踊り続けるっていうイベントを渋谷でやってるらしい。これが、駅前の大型ビジョンでその様子を流したり、駅周辺に広告を出しまくったりと、とにかく金のかかったプロモーション。これでウォークマンが売れるかどうかはともかく、イベント自体は盛り上がってる……んだろうか。



2000万円の超高級オーディオでiPodを鳴らしたっていう記事

2005-11-16 14:41:57 | iPod・iTunes関連
リンク: 【最終回】2000万円の超高級オーディオにiPodが挑戦 “iPod VS JBL&Mark Levinson” / デジタルARENA.

ちょっと前の記事だけど、上のリンクのタイトル通り、2000万円級のハイエンドオーディオ機器にiPod(5G発売前だったので4G)をつなげて再生したらどんなもんかっていう無茶苦茶な実験をやってのけたもの。なお、この実験で使ったのは非圧縮のWAV形式+オマケでiPod Shuffle。
ポイントは、最近出た1本65,000円のステレオミニ→RCAピン×2っていうケーブルで、こんな仕様はハイエンドオーディオとiPodをつなぐために作ったとしか思えないっていうことから実現したんだそうで。
詳しくは記事の方を読んでもらうとして、iPodがハイエンドオーディオでもそれなりに鳴るっていう結果はとにかくスゴイ。実際にはそのシステムで「聴ける」曲に限られたってのはあるし、65,000円のケーブルのおかげっていうのもあるだろうけど、それを差し引いても驚愕の事実。安い割にいい仕事をするらしい。
そんなわけで、当然機器同士の相性はあるはずだけど、iPodとハイエンドのオーディオなりヘッドホンなりを組み合わせて楽しむのは、思いっきり邪道だけどアリってことなんだと思う。あとは予算次第ってことで……。



Mac miniにぴったりはまるスピーカーとサブウーファー

2005-11-15 21:34:21 | Mac関連
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リンク: グリーンハウス、Mac miniにフィットするスピーカーとサブウーファ(AV Watch).

グリーンハウスから、Mac miniと重ねてピッタリはまるスピーカーユニットとサブウーファーユニットを12月上旬に、ともに9,800円で発売するんだそうで。
スピーカーユニットは前面にボリュームの部とUSB端子が付いてて、USBハブとしても使えるらしい。でも入力はUSB経由ではなくラインインらしい。サブウーファーはスピーカーユニットからの入力に対応で、こっちのボリュームは背面にある。どちらも電源はACアダプター。
まぁ、ぶっちゃけ音を期待する云々ではなくて、Mac miniと重ねたときのシンプルさが売りだと思うんで、スピーカーを置くとカッコワルイとか、できるだけ物を置きたくないとか、何となくオサレでいいとか、そう思う人にはいいかもしれず。
あと、一応Windowsにも対応になってるんで、今度出るMac miniもどきPCで使う方法もあるかもしれない。サイズが合うかどうかは知らないけど。