時刻表検定試験

あまり知られていないマニア向けの資格として、
時刻表検定試験という資格がありました。

１９９９年秋より始まり、時刻表に関する検定のことでです。
しかしこの検定は、２００９年秋、第１５回をもって
１０年の歴史に幕が降ろされました。

受験希望者が３０００人程度と、需要が少なかったのが理由ですが、
最後となる２００９年秋の検定では、申込者全員に
オリジナル時刻表ブックカバーがプレゼントされました。

時刻表検定は列車や運賃、駅の情報など、
時刻表に掲載されているすべての情報を問う検定試験です。

受験者は９割方が男性で、鉄道のプロ、専門家、鉄道マニア向きで、
いかに時刻表を使いこなせるかが決め手となります。

合格者には認定証が贈られ、
第1種検定試験で180点以上獲得した場合は「時刻表博士」に認定され、
シルバーカード認定証となります。

第1種検定試験で満点を3回獲得した場合は「名誉博士」に認定され、
ゴールドカード認定証と記念品が贈られました。

一般的には需要が少なかったのかもしれませんが、
受験したかったと思われる鉄道マニアのかたも少なくないのではないでしょうか。