栃木発「ちゃりあん」ブログ2

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「大山参道(大山公園)」(栃木県那須塩原市)「紅葉」定点観察 第8週 20年11月22日④

2020-11-28 01:36:43 | 紅葉

まず、11月15日~21日までのアメダスによる気象データ(那須塩原市黒磯地区)によると・・・

最高気温は19.8℃(19日木)~14.6℃(21日土)と比較的暖かく

最低気温は20日金に12.0℃を記録した以外は6.0℃(19日木)~-2.4℃(15日(日))と

8℃以下を継続

雨は20日金に0.5ミリを観測した以外は無く

風は21日(土)16時に最大風速12.4メートルを観測した以外は6.3m/s~3.4m/s

日照時間は20日金に無かった以外は9.6時間~4.6時間あり。

 

なお、20日(金)に寒暖差が5.9℃しかなかった以外はすべて10℃以上あり。

 

このことを踏まえて

午前11時、彼女を連れて再び、大山公園を訪れてみると・・・・

駐車台数は47台。

地元のクルマも多かったですが、割合的には「県外」ナンバーが多め。

なかには・・・

沖縄ナンバーのご家族のクルマも。

出入りは激しく、ここだけを見ると、コロナウイルスが感染拡大しているとは思えない状況だ。

 

まず、慰霊塔に向かって歩いてみる。

道路に出て、向こう側に渡ろうとしたとき

私たちの隣りで立っていた男性が我々を見てぼやきます。

「あの、2人、ずーっと動かないんですよ、ずっと。。。何度も行ったり来たりしてるんだけど、

まだいてね、困るよね。。。」って

どうやら、中央に映るカップルが長時間、あの場所で「自撮りに夢中」みたいだ。

確かに、ずっとこれだ。

さすがに迷惑行為は許せない。

 

そこで私は、トラブルが起きない方法で、この二人を追い出す方法に打って出ました。

 

あえて、あの二人の前に立って、後ろのモミジを写すよう構えまして・・・

「すいません、映りますけど、大丈夫?」って、ちょっと語気を強めて。

そうすると、不機嫌そうな顔をした二人は黙って、脇の石のベンチに置いてあった荷物のところに撤収。

そそくさと帰ってゆきました。

 

その姿をみた男性は、一言、「ありがとうございます」って小声で。

 

以前は参道の入り口に三脚を立てて「場所取り」する光景が当たり前だった大山公園。

気持ちはわかるけど、細長い公園ですから、そこに立ってしまうと、みんなが自由に歩けない。

 

コロナ禍ですから、通常、警備員なんかいたら「立ち止まらないでください」って言われる話。

 

ある程度、そこで「時を待つ」ことはやむを得ないですが、「そこを独占」してはなりません。

 

さて、再開しましょう。

奥へ進むと、とても微笑ましい光景が。

モミジの葉っぱで「かき氷屋さん」を演じているようだ。

「いちごシロップ」ともう一つは・・・なんだっけ?

※ちゃんと帰りには元通りに戻されていました

 

どんぐりの樹(シラカシ)の木の下に、桜のお守りが落ちていました。

ここだと踏まれてしまうので、そばの樹のそばにおいてあげました。

 

シラカシは常緑樹。

カエデが葉を落とした後も、緑で年を越します。

あ、もしかして・・・

マルシェ、始まっていました。

道路を渡って・・・

出店していたお茶屋さんに「うめ昆布茶」いただきました。

こちらは地元・西那須野の「星野製麺」

どこかわからないけど、から揚げがあって・・・

山三茶店。

大山墓所もみじマルシェの出店はこの3つ。

 

あと、なぜかわからないけど・・・

停まってました。

 

こちらは地元の政治家センセイ

 

この日は11月の「墓所公開日」(21日・22日)

私たちは何度も中には入っておりますので、今日はギリギリのところまで

こちらは新潟から来ているという有志の方。

大山さんではありません。

今年は大きな募金箱。

なるほど、なかなか集まらない補修費用を参拝される方に直接訴える方法に切り替えた模様。

 

たいていガイド付きでここから入退場するのですが、説明はもう何度も聞いてしまったので

今回はここまで。

やはり、ここを公園の駐車場と思い込んで入り込んでしまうクルマが相次ぐが

この看板を目の前にすれば

さすがにすぐに気づいて出てゆく。

効果はあるようだ。

 

あ、七五三のお子さんがいる

 

そして、親子していいカメラを持つ微笑ましい光景にも出会う

なにもなく、ゆっくり二人で歩いていると

突然、ブブー!!! 大きなクラクションが右後方から。

 

振り返ると・・・

狭い側道を勢いよく走ってきたこのクルマが

なんと「ベビーカーを邪魔にならないように、端っこで引きながら歩いているおばあちゃん」に対して

クラクションを勢いよく鳴らして「どけよ」っていう暴挙にでたのだ。

 

画像は側道から大通りに出る際、またクラクションを鳴らしたのでズームで撮影したもの。

 

とにかく大迷惑。

 

ちなみに宇都宮ナンバーなので、公園周辺の生活者ではないと思われる。

 

ほんとうに勘弁してほしいものである。

 

イロハモミジと

オオモミジの落ち葉

 

あ、また七五三の記念撮影

 

さっきの女の子がここでも撮影。

 

ここで、すごく関心する出来事がありました。

映る女の子。

一見、モミジの葉を取ろうとしようとしていますが、取れません。

その時の、そばにいた若いお母さんの一言。

「モミジを引っ張っちゃダメ! さわるだけね」って。

 

女の子、それに素直に応じてお母さんの元へ。

 

そういう一言が言えるってすごく大事。

 

当たり前なんだけどね。

 

駐車場で落ちていたマスク。

なぜ、このタイミングでマスクを外すのかがわからない。

落ちたら拾おうよ

 

 

結局、晴れることなく、12時半を過ぎてしまいました。

駐車の台数はこの時点で54台。

気温は10℃

 

とにかく那須ナンバーよりも他県のクルマが大半を占めておりました。

他にも「名古屋」「横浜」のナンバーも確認。

 

Go To トラベルの影響とコロナウイルスの拡大懸念によって

「近県・近場」の紅葉巡りが賑わいを見せた2020年。

大山公園にも、その傾向があったと思われます。

 

しかし、前週にくらべて、思いのほか、紅葉が進んだ印象で二人ともビックリしました。

 

西那須野観光協会は以前「見頃は中旬から月末」なんて言ってましたが

直近のツイートでは「今年の見頃は終了しました」と改める事態。

 

わかりますか?

マスコミも、旅行サイトも、地元の観光協会さえも「見頃」なんて「受け売り」に過ぎない。

 

だから、今年のSNSの投稿の今週(24日以降)の大山公園の内容では

「もう終わっていた」というものが多くあった。

 

毎週歩いていたって、この「急変」は予測できなかった。

 

だから、そうやすやすと「見頃はいついつまで」なんて言ってほしくないな。

 

それを信じてがっかりする人がいたら、メディアの意味がないと思うの。

 

このブログは「誘客を目的とはしない」です。

キレイな姿も、そうでない姿も「いまの姿」を記録しているだけで、それで「観に来るか来ないか」は見た人の判断に任せる。

 

見頃なんて、人それぞれ価値観が違うのです。

 

そんな大山公園ですが、私はまだ観察を続けますよ。

 

次の訪問日は11月29日・日曜日です。

 

どんな光景が待っているのか、お楽しみに。

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