406のステア特性

2005-05-06 05:44:37 | クルマ
いままでいろいろ試してきましたが、
406という車は、思うに
ほぼニュートラルステア。
ただし、アンダーもオーバーもしっかり出ます。

アンダーが出る場合は、
概して、急な操作をした場合です。
急にステアリングを切ったり、
ハードブレーキングからの進入だと
必ずと言っていいほどアンダーになります。
ただし、アンダーパワーのせいもあるのか
立ち上がりではほとんどの場合が
ニュートラルステアとなります。

逆にオーバーが出る場合は、
ゆっくりと、じっくり荷重をのせていった場合です。
ちゃんとブレーキを残しながら
じわーとステアリングを切ると、
弱オーバーの姿勢になります。
ただし、思いっきりリアがブレイクすることはありません。
他にも、定常円旋回中に少し切り足しをするとか、
こういった場合にもリアが流れます。

しかし、こういった状況を
改めて理論的に考えると、
その車に対するポリシーが見えてくる気がします。

406の場合、パニック時、
すなわち急ハンドルとか急ブレーキとか。
そういった場合は姿勢が乱れることなく
安定しながら向きが変わり、
普通に運転している場合は
回頭性を狙って弱オーバーからニュートラル
にしてあるということではないでしょうか?

106も似たようなポリシーだとは思いますが、
406に比べてリアの出方は速いと思います。
これが危ない、という意見もあります。
でも僕は106のそういう感じは好きですね~。
ラリー車チックで、
運転しててもファン、な感じがあります。
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