みなさんこんにちは。
本日2度目の更新です。
雪が降って家に辿り着けるかドキドキ焦った月曜日は2月14日でした。
2月14日・・・
そう、バレンタインデー。
日本では数十年前から「女性がチョコを男性に渡す」という風習が定着していますが、
海の向こうアメリカ・ヨーロッパをはじめ、
おとなり韓国や中国でも、
男性から女性へお花をプレゼントする
という、
世界では 全く逆な風習だということをみなさんご存知ですか??
そんな素敵な風習があるのに日本だけ行なっていないというのはどうなんだ!?
ということで、
花業界が一丸となって本物のバレンタインはじめよう
と題して「フラワーバレンタイン統一キャンペーン」を展開していました。
といっても、
ル・シエルはその活動自体には参加しなかったのですが、
FFCネットワークに参加している仲間の花屋さんでは、
各店舗が各々に考えて独自のフラワーバレンタイを実行しました。
ル・シエルでは、
2月14日にご来店頂いたすべてのお客様に、
少しばかりですが僕からお花をプレゼントさせて頂きました♪
お客様のお会計後、
「フラワーバレンタインです♪」
と言って笑顔でお花を・・・
「えっ?!ほんとに?」
と言って笑顔いっぱいでお花を受け取ってくれた方。
「わー嬉しいー!」
と大はしゃぎしてくれた若い女の子たち。
「マジですか?俺にもですか?」
「ちゃんと家帰って飾ります!」
と言ってくれた20代の男の子。
「嬉しい」「嬉しい」
を何度も何度も連呼して喜んでくれた奥様。
みなさんこんなに喜んで頂けるなんて・・・
お客様の”その喜び”を見れただけでも、
今回のル・シエル的フラワーバレンタインは成功だった
と言えるのではないでしょうか。
お花をお渡ししたあと、
「海外ではバレンタインに男性から女性へお花をプレゼントするんですよ~」
というようなことをオハナシさせて頂いたのですが、
ほとんどの方がその風習はご存知でしたね~
女性の方がその風習を知っているということは、
日本の男性がそのことをもっと理解して、
恥ずかしがらずに女性へお花をプレゼントすれば、
この不景気な世の中でも笑顔がたくさんになるんじゃないかなぁ
たかだか花屋の店員からのプレゼントでそれだけ喜んでくれるんですよ。
これが家族や大切な人からのプレゼントなら・・・
想像しただけでワクワクしちゃいます(笑)
家庭円満の秘訣はお花にアリ!
お花の持つ力を身を持って体感できた1日でした☆
そして、
今年のバレンタインは、さらに嬉しい出来事がありました。
毎年2月の初旬に、
「奥様のお誕生日に花束を」
と言ってル・シエルにお花を任せて下さる男性 I 様。
奥様にお花を渡して とても喜んでもらえたから・・・
と言って、
そのときの花束の写真に、
マルセイのバターサンドを添えて持って来てくれたんですよー
「今日はバレンタインだから」
ですって。
カッコイイーーーーー!
してやられました^_^;
そしてそして、
俺的バレンタインのオハナシですが・・・
俺、毎年バレンタインデーにチョコをもらったお返しに、
ホワイトデーには俺の手作りケーキをあげているんですよ。
うっそー?!オマエが作るのぉ!?
という声が聞こえてきそうですが、(笑)本当です。
で、
海外でのバレンタインは男性から女性にお花をあげる
という風習があるのなら・・・
今年はバレンタインに俺の手作りケーキを贈っちゃおう!
モノはお花ではないですが、まずは海外の男性のその気持ちから見習おう!
と思い立ったわけですよ。
いつもお世話になっている方々に、
感謝の気持ちを込めて贈らせて頂きました。
金曜日の夜からちょこちょこと仕込みをして、
金・土・日の3日間で作り、
月曜日の仕入れの朝に、なんとか間に合わせることができました(ホッ)
普段からお花を贈ることは良くしているので、
今年はフラワーバレンタインもあるから、モノはお花にしようかな?
と、少しは考えたのですが、
さすがに、
市場に仕入れに来ている花屋さんに花をあげるのも微妙だよなぁ・・・
と思い、プチケーキにしました。
イチゴのレアチーズケーキです。
作った量はけっこうあり、
チーズは450g、イチゴは600g、
下に敷いたビスケットも200gはありましたよ^_^;
それに、
砂糖、レモン汁、キルシュワッサー、ゼラチンなど
すべてをハンドクッキングカッターで混ぜていきます。
(分量が多いとこの作業が一番大変ですよね。。。)
でも今回は、
ゼラチンの洗礼を受けてしまい、見た目がちょっと・・・でした。
食された方、どうもすみません。
でもでも味はけっこうイケてたでしょ?!(笑)
あげた瞬間の皆さんの喜び方を見て、
俺的バレンタインミッションは大成功だったと思います☆
今回は、バレンタイン当日に市場でお会い出来た方と、
いつもル・シエルがお世話になっている方に限ったので、
お世話になっているけどお渡し出来なかった方もたくさんいます。
その方たちにも申し訳なく思ってますm(__)m
次の機会にね♪
ということで、
2011年のバレンタイン
俺的バレンタインもル・シエル的バレンタインも、
どちらも大大大成功となりました。
花業界でのフラワーバレンタイン統括では、
何万本配ったーとか
いくらの売上があったーとか、
いろいろ検証しているようですが、
申し訳ないけど俺にとってはそんなことはどうでもいいことかなぁと。
お金や数ではない。
気持ちの問題っしょ。
今年のバレンタインでは、
お花の持つ力や、お花に込める気持ち、男性から女性に渡すバレンタイン、
さまざまなことが自分なりに勉強になりました。
俺のしたことなんて、とてもとても小さなことだけど、
気持ちの伝道師ともいえる花屋の仕事を、
これからも地道に続けていきたいと再認識しました。
まぁ言ってしまえば自己満足なのかもしれませんけどね^_^;
2011バレンタイン、
大成功の自己満足な
青空でした。