MOSSANの気紛れ日記

ゲームブック、レトロゲーム、マクロスが大好きです。
記事のテキストの改行は、PC準拠で行っています。

《炎の神殿》 第43話 奪われた小さな命…

2018年03月07日 05時34分15秒 | 炎の神殿(完結)
MOSSAN「────ッ!」

アーチ路の奥から悪夢兵の一団が姿を現した。
全員が黒装束に身を包み、その数は十人以上だッ!

ダモンティール「ワハハハハーッ!」

悪夢兵たちに守られるようにして、狂える魔道士が中心に立っている。

M(最後にヤツの姿を見たのも、もはや遠い昔のことだ…)

長い年月のせいか、ダモンティールの容貌も変わっていた。
土色の顔に浮かぶ邪悪な笑みは昔のままだが、髪の毛の大半は白くなり、
左目の周りには五芒線形のタトゥーが施されている。
その眼差しに宿るのは、狂気に満ちた悪の光だ。




ダモンティールが片手に嵌めたビロードの手袋を外すと、
キラキラと光る宝石が現れた。

M「“赤い廃墟の指輪”ッ!?」

ダ「その通りだ。さて、貴様の死に様を存分に楽しみたいところだが…」

“赤い廃墟の指輪”… 実に恐ろしい代物だ。
聞いた話に過ぎないが、その指輪から放たれる炎の威力は凄まじい。

ダ「残念ながら、私は先を急ぐのでな。
 パラドスの竜騎士の死など、見苦しい幕間狂言にしかなるまい」

M「ウッ…」

ゆっくりとダモンティールが“赤い廃墟の指輪”を俺の方へ翳す。
俺はヤツから目を離さないようにして、ひたすら考える。
どうすれば、あの指輪の炎を掻い潜って、“魔法の剣”を浴びせられるか…

ダ「……」

M「……」











互いに沈黙を保ったままで、数秒の時が過ぎた。
ダモンティールだって、このまま俺が身を竦ませているとは思っていない。
だからこそ迂闊に動けないってわけだ。

M(よ~し…)

俺は全神経を集中させて、ダモンティールたちに迫ろうとした。

ボオオオォォ…

その時、“赤い廃墟の指輪”から光の一撃が放たれる。

M「うわーッ!!」











…? 俺は炎の直撃を受けたはずだが…

シュウウウウウ…

ダ「フフフフフ…」

M「ミ、ミンキーッ!」

狂える魔導師は俺を狙ったんじゃなかった!
ダモンティールの指輪から放たれた目映いばかりの炎は、
俺の肩に乗っていたミンキーを叩き落としたんだッ!


☆ステータス
体力ポイント 21/31  PSIポイント 9/9  敏捷ポイント 7/7

☆持ち物
魔法の剣
ナイフ

鎧一式
背負い袋
水筒(新鮮な水が入っている)
金貨18枚
宝石で装飾された短剣
宝石の付いたブローチ
毒蛇の解毒剤
ジンの入った瓶
美しい羽根で作られたマント
ルビーの粉末
オパールで装飾されたベルト
無の指輪
青い液体の入った小瓶

☆GAME OVERの記録
流砂に沈む
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《炎の神殿》 第42話 ナルシストの嘲り

2018年03月07日 05時20分46秒 | 炎の神殿(完結)
ミンキー「キャキィ…((( ;゚Д゚)))」

MOSSAN「こ、こら、静かにしていろ。だ、大丈夫だから…((;・∀・))」











やっとのことで歩廊の中間を越えた。
向こう側に見えるアーチ路が大きくなってくる。もう少しだ…

?「ワハハハハーッ!」

ミ「キキィッ!?」

M「…!?」

その時、水の滴る微かな音を劈いて、笑い声が聞こえてくる。

?「MOSSAN、パラドスの竜騎士よ。パラドシアの騎士道の華よ」

M「この声は…!!」

絶対に忘れるはずがない。

?「だが、私の前では、貴様の輝きも色褪せることだろう」

M「ダモンティールだなッ!」

待っていろ、すぐに地獄へ送ってやるッ!


☆ステータス
体力ポイント 21/31  PSIポイント 9/9  敏捷ポイント 7/7

☆持ち物
魔法の剣
ナイフ

鎧一式
背負い袋
水筒(新鮮な水が入っている)
金貨18枚
宝石で装飾された短剣
宝石の付いたブローチ
毒蛇の解毒剤
ジンの入った瓶
美しい羽根で作られたマント
ルビーの粉末
オパールで装飾されたベルト
無の指輪
青い液体の入った小瓶

☆GAME OVERの記録
流砂に沈む
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《炎の神殿》 第41話 すごくスリリングだ…(;゜△゜)

2018年03月07日 05時05分19秒 | 炎の神殿(完結)
MOSSAN「────ッ!」

短い下り坂のトンネルを抜けた途端、目の前の光景に俺は息を呑んだ。

M「サ、サーカスじゃあるまいし…」

俺は今、深さ50メートルほどの穴に突き出た岩棚の上に立っている!

M(きっとピラミッドの中心部まで続いているんだろうな。或いは…)

もっと深い所まで…?

M「……」

俺は目を凝らしてみたが、下から立ち昇ってくる蒸気のせいで、
穴の底の様子はわからなかった。

M(あれを渡れって言うのか?)

恐ろしいほどに狭く、支えも無い石造りの歩廊が伸びていた。
この深い穴の中心を通って、向かい側に見える東側の岩棚まで続いている。
沸き立つ蒸気を透して、その岩棚にアーチ路の入口が見えた。
黒々と口を開けているのが如何にも不気味だ。

M(壮観な眺めだ…)

穴の内壁には水が滴っていた。
多分、上空の嵐の雨粒が壁を伝って落ちてくるんだろう。
水は穴の遥か下方にまで達しているようだ。
俺の頭に、ピラミッドの奥底にある地下湖のイメージが浮かんでくる。

M(この景観に見とれている時間は無い)

あの歩廊を通らなければ、先へは進めない。

M「行くぜ、ミンキー(;゜Д゜)」

ミンキー「キャキィ…(´゚ω゚`)」

その狭い橋に最初の一歩を踏み出すと、ミンキーが俺の肩を強く掴む。


☆ステータス
体力ポイント 21/31  PSIポイント 9/9  敏捷ポイント 7/7

☆持ち物
魔法の剣
ナイフ

鎧一式
背負い袋
水筒(新鮮な水が入っている)
金貨18枚
宝石で装飾された短剣
宝石の付いたブローチ
毒蛇の解毒剤
ジンの入った瓶
美しい羽根で作られたマント
ルビーの粉末
オパールで装飾されたベルト
無の指輪
青い液体の入った小瓶

☆GAME OVERの記録
流砂に沈む
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