挑戦のグレープフルー2(ツ)

ある日突然、自分が心筋梗塞に!更に大腸癌の発症。病気を通じて知った人の温かさ・冷たさ!私は決して、あきらめない。

教師になりたい!もと教え子の文

2006-09-23 19:26:44 | バスケ
紹介!以下の文は、私が4年前に教えた教え子が、大学進学
のために書いた題目「教師になる理由」を投稿させてもらいます。
嬉しかったです。
泣けました。(;_;)でも、一生懸命私はやってきたことは
嘘ではないので、見ていてくれている人がいるとは信じていけど
まさか教え子とは・・・!

===以下教え子の文章====

 中学でバスケをはじめた素人軍団が県ベスト4の偉業を達成し、
その原動力としてみんなに評価された私。
しかし、高校での活躍はできなかった。
一生懸命努力した毎日。遅くなり、食事ものどに通らなかった日々。
どうして?自分は、試合にだしてもらえない?使ってもらえない?
なぜ?の連続。悔しさ、行き場のない憤り。答えのでない、自問自答。

ある日中学のコーチに相談した。
コーチは、世の中の評価者は、何も高校バスケ部の先生一人ではない。世の中には答えのでない矛盾や憤りの連続だ。しかし、忘れてはならないことは、努力は裏切らないということ。
君がやってきたことは、必ず君になんらかの成果として残る。自分を信じて、続けてほしい。
それと、もう1つ忘れてはならないことは、私は君を評価しているということ。
私がコーチなら、君はスターティングメンバーで使う!
そこまで言ってくれたコーチ。

嬉しかった。またやろう!という気が湧いた。自分をこういう気持ちにしてくれ、
さらに悲観的な考えから這い上がらせてくれた、コーチに深く感謝した。

そのとき自分は、思った。自分と同じ気持ちをもった人やおなじ苦しみを背負った人にこのコーチの考えを伝いたい。共感したい。という気持ちがうまれた。

昨年このコーチは心臓病で倒れた。でもその数ヶ月後の中学大会でベンチにいる
コーチの姿をみた。いままでの元気なコーチではなかった。腕を組んで、黙って
座っているコーチ。いるだけでも、辛いはず。でも、コーチはだまって後輩達を、
見守っている。決して強くないチーム。でもコーチは後輩たちを信じている。かつて私達を信じてくれたように。


私は、教育を通じて、この気持ち面をつたえたいと思う。
今まで結果だけや格好だけを重んじていたことに、はずかしさを覚えた。

そう!スポーツは栄光のほかにも、そこから得るものもたくさんある。
負けて・悔しく・結果がでない切なさ・悲しい・はずされる屈辱
でも、そこから這い上がった時、
大きな自信となれる。そういう過程から得た自信は人を素敵にし、
周りを幸せにできると信じている。体育の教壇に立ちたい。卑屈な自分をたすけて
くれた恩を、今度は助ける側になりたい。それが、教育だ。
==========

どうですか?高校生が書いてくれました。
嬉しかったですね。自分もまた続けようと思いました。
正直、昨年のこの時期は2回目の入院治療をする直前でした。
ぎりぎりまで会社にいて、休日はバスケ!
どうして?そこまで?出来るのか?
人がいいのか?単に馬鹿なのか?
でもこの文章を読んでそうではなかったことが証明された。
ありがとう!


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