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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

グレイプニル 第11話 『決意の代償』 感想: ようやく真打ちたる「海斗&ほのか」が登場したのだが、果たしてどこまで描かれるのか?

2020-06-15 01:21:54 | グレイプニル
前回の、円グループのキョウチクトウによる殺害の落ち穂拾い的エピソード。

そして、そこから、物語の核心である、修一とエレナを含む「山田塾」の仲間6人の紹介へ進む流れ。

でも、今見ても、この展開は、やっぱり唐突だよな。

一応、流れ的には、修一の記憶の欠損がいよいよ無視できないものになってきたところからの過去への探索、ということになるのだけど、そこから山田塾までは距離があるのを一気に飛んだ、という感じ。

しかし、次回で終わりだとすると、ようやく物語が動き始めるところでプツ!と着られる感じになるので、流石に残念だな。

せめて2クールあると面白かったのだけど。。。

分割2期とかやらないかな。。。


ともあれ、ようやく修一も本気モードになって、自ら手を汚すことも選択した。

多分、その方向をエレナは全く望んでいなかったはずで、だからこそ修一の記憶を消していたはずなのだけど。

でも、その記憶の欠損に修一が気づいてしまった以上、彼には自分だけのコイン集めの同期ができてしまったからね。

でもまぁ、やっぱり覚悟を決めてからの修一には、花江ボイスはあってるなぁ。

完全にCV花江的にはお約束の展開なのだけどw

その結果、この先の展開において、修一の決断は大きな影響を及ぼしていくわけで。

まぁ、だからタイトルも『決意の代償』なわけだけど。。。


それにしても、このコイン集めのゲームの発案者がほのかだったというのも、最初に知ったときは、それってどうよ?って思ったのだけど、今回もそう思ったなぁ。

要するに、ゲームデザインは考えたのはほのかで、それを実装したのが宇宙人、ってことなんだよね。

そうすると、これまでの惨劇の原因はほのか、ってことになるのだが、そのほのか自身が、惨劇の第一犠牲者のようなところがあってややこしいい。

しかも、どうやら、その「ほのかを襲った悲劇」の引き金を引いたのはクレアらしいのだよね。

だから、(原作の)最後は、きっと、文字通りのドロドロの結末が待っているはずで。

ホントはそこまできちんとアニメでやってくれると面白いんだけどな。

修一の合体による内部者のパワー増幅、という能力も、いまだ誰がどのような意図で彼に身に着けさせたのか、不明だったりするし。

いや、もちろん、発案者の第一候補はエレナなんだけど。

そのあたりの、ドロドロした人間関係までやっぱり突き進んでほしいけどな。

あとは、能力の原点がどこにあるのか、ということも。

そういう意味では、ほのか&海斗の能力も、もはや宇宙人が付与したものなのか、それとも2人が望んだがゆえにげんじつになったものなのかどうかも、曖昧になってきていて。

だから、宇宙人からすれば、単なる暴走状態なのだろうけど。

でも、その暴走自体を、宇宙人が愉快犯的に楽しんでしまっているのはなかなかにたちが悪い。

そういう意味でも、次回、どのあたりで「中締め」とするのか。

山田塾の6人の関係性をある程度描いて、終わりにするのかな?
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