国鉄があった時代 国鉄民営化を改めて検証するblog

元々、郵政民営化を考えるblogとして公開していました、改めて国営企業等の民営化が本当に必要だったのか論考していきます。

「姿が見えてきた灰色の将来」 207年5月4日投稿

2022-03-30 14:08:57 | 政治
  郵政民営化まで、あと6ヶ月を切りましたが、郵便局ではいじめによるリストラが静かに進行しているのであろうか。
 現在、私は郵政公社から2年前に、野良犬かネコを追い出すような形で郵便局を追われたが、昨今の状況を見ていると早くに辞めて正解だったと今更ながら思っている。

昨年、中等部の同窓会があり、大半の同窓生は郵政支社の係長クラスに収まっており、それなりの成功を収めており、当時の私といえば職も決まらず、ぶらぶらと派遣で糊口をすする生活をしていた(その後、外資系生命保険会社への就職が決まり現在に至ってはいるが)私に対し、「今、郵政辞めたらどれくらい退職金貰えるかなぁ・・・」
といった相談を受けた時は唖然としたものです。

 郵便局に働くものはもっと悲惨のようで、簡易保険に努める親戚筋では、簡保の魅力がないので売れない・・・心配されなくても、10月以降は販売できませんよ。

そして、簡保保険では、独自に第3分野の保険に参入するみたいですが、・・・・医療保険は過剰の市場なのでじっくりとパイの食い合いをしてください、さぞ甘いことでしょう、(^^ゞ

「いよいよ下請けか?」 2006年9月11日投稿

2022-03-30 14:05:49 | 政治

コンビニの配送に郵便局のトラックを利用するとのことだが、当然郵政公社が請け負うことになると思われるが、こうなると完全に運送屋さんですね。
 是非はともかくとして、郵便局の仕事をしたくて入った人にしてみればどうなんでしょう?

今回はローソンですけど、今後は同じようなパターンも増えてくるのではないでしょうか。
そうなると、益々郵便局の特色が消えていきそうですね。


「安っぽいコンプライアンス」 2006年8月11日

2022-03-30 14:04:35 | 政治
総務省、郵政公社に初の経営改善命令…不正値引きで (読売新聞) - goo ニュース

郵政公社に対し、総務庁が経営改善命令を発したそうだ。
郵政省時代であれば、どんな不正を働いていても?監督者=行為者だから、経営改善命令など発せられないが、公社と省ということになると、当然上下関係がでて来る。
 本来であれば、総務省>郵政公社となるのであるが、これが、総務省<郵政公社となっていると、改善命令が上手く機能しない可能性が高い。

 少なくとも、郵政公社に自浄能力は本当にあるのだろうか?

 郵便料金の不正割引が発覚し、その再発防止策を徹底し、現場管理者以下を処分したにもかかわらず、全く同じことが数年して発生している。
 それも、今回は郵政支社もその不正割引に関与している可能性があったわけで、こうなると、郵政公社自体の自浄能力はないと言わざるを得ない。

 少なくとも、現場で真面目に働いてきた人にしてみれば、頭(支社)が信用失墜行為を行ったことに対して、現場への締め付けという形で転嫁されるのはたまらないであろう。
 来年の10月には、郵政民営化により公務員の身分を失う多くの職員にしてみれば、安定を求めて就職した職場が、不祥事にまみれながら、民間会社の社員に放り出されることは辛いことであろう。

 そこで、不思議なことは。郵便局の民営化に対して世論があまりにも静観しているのはなぜであろう。

 郵政に働く真面目な職員も、一般の人たちももう少しこういったことにも目を向けてもらいたいものだと思うのだが。
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「本当に大丈夫?民営化」2006年7月31日投稿

2022-03-30 14:02:50 | 政治
基記事は2006年7月31日に投稿したものです。
 
 
郵便局の通信簿とも言うべき、業績評価が発表されたそうだが、右肩下がりの成績の悪化には目を覆いたくなる。

 特に郵便部門の落ち込みは、現場で働く職員の苦労を思うと気の毒に思えてくる。
 しかし、もっと声を大にして怒るべきは、

> 郵政行政審議会では、委員から「法令順守は『D』(取り組みに著しい遅れ)でもよい」と厳しい意見も出た。
 
 という、厳しい意見であろう。
 郵便料金の不正割引などが発覚し、「コンプライアンスの遵守」を職員に強要し、苦情があれば即、法令遵守されていなかったのではないかと、問責の対象にするようであるが、実際はもっと大まかなところで法令違反されているということを政府に指摘されているのであり、郵政幹部は、本社・支社職員全員猛省すべきことではないだろうか?

少なくとも真面目に働く職員にしてみれば、正直やりきれないであろう。

 こういったことが守られない限り、将来の見通しを描いても、国民から信頼される郵政会社(郵便局会社他の会社)は成長できないと思うがいかがであろうか?

例え規模ばかりが大きくても、中身の伴わない会社はいずれ衰退するのだから。

「郵貯銀行は誰のため?」 2006年7月30日投稿

2022-03-30 14:00:30 | 政治

2006/7/30

ゆうちょ銀、全国に直営233支店開設へ (朝日新聞) - goo ニュース

郵便貯金は、「ゆうちょ銀行」と言う名前になるらしいが、ここで驚きなのは、郵便局以外に直営の店舗を設けるということに驚きを禁じえない?
 ということは、儲からない郵便局には今後郵便貯金を扱わせないということだろうか?
 効率化を推進していくとすれば、当然のことながら不採算な郵便局は閉鎖せざるをえない。若しくは規模を縮小することになるであろう。
 郵便局会社では、郵便局のコンビニエンス化を目指すとしており、多くの特定局が今後はATMのみで現金を扱うことになり、それ以外の業務はコンビに業務と何ら変わらない?
なんてことになりかねない、といううよりもそう言った路線が規程ではないのかと推測される。
 郵便局では、既に配属希望のアンケートが配布されていると聞くが、今後どうなるのであろうか?
 OBとして、郵政の今後が大変気になる今日この頃である。