blackalisuの小説の部屋

現在連載中、「落ちこぼれ魔法使いの恋愛事情」 「俺、異世界で童貞卒業します!!」その他、夢小説や短編なども

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【88】十年前の記憶とライトの過去

2018-03-14 12:00:27 | 落ちこぼれ魔法使いの恋愛事情
《第5章》



ティアラside






秋祭り以来から、繰り返し見ている夢がある。


城の周りが炎で包まれ、誰かと話しているのだ








『やぁ、ティアラ!』







……どうやら今日は違うらしい。

いつもは城の中の自分の部屋の中なのだが、
周りは先が見えないほど真っ白な空間で、目の前にいる青年しかいない。

…顔にモヤがかかっていない。






「…ライトさん、ですよね?」






『そうさ!…あぁ、やっと夢で干渉することが出来た…嬉しいよ、ティアラ。』






ライトさんは、私を抱きしめた。
私は呆然としていて動けなかった。






「えと、なんで…?」





ライトさんは私からゆっくりと離れる。




『俺の、ひとときの夢を見てもらおう思ってね』




「…はあ」






回りくどい言い方だ。








『ティアラ、俺の過去を見てよ』





「ライトさんの……過去…?」





『…そう、俺の。十年前以降の記憶、知りたくないかい?』








十年前…レイヤ君やシャディー君が何かを知っている十年前の記憶。

それがなぜ、ライトさんの過去と関係があるのかは知らないが…








「…私は、知りたいです。十年前の記憶を」







『……それでこそ、俺のティアラだ。
契約完了…おやすみ、ティアラ。』









不意に眠気が襲ってきた。









最後に…







私の頬にライトさんの口づけが落とされた。










『おやすみ』
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《第4章まとめ》

2018-03-14 11:00:44 | 落ちこぼれ魔法使いの恋愛事情
第4章、完結しました!!

前のまとめ回の追加版的な感じですね。

これにアンナ達の過去編の情報は少し入ってますがあくまでも本編の方の情報を書きます。






~ティアラ・フィーナ~
【魔力ランク】 測定不能
【年齢】 15歳
【容姿】 金髪、碧い瞳。理想の容姿。
身長…154cm
【性格】 優しい。アンナに対して、クール。


ある出来事をきっかけに、"ティーザ"から"ティアラ"として、自分を偽らずに生活するようになった。
恋に鈍感。
最近、変な夢を見るようになった。
歴史が苦手。





~アンナ・ピアル~
【魔力ランク】 C+(魔術師)
【年齢】 「乙女の秘密ですよ~」
【容姿】 茶髪、赤い瞳。
身長…167cm
【性格】 男らしい。負けず嫌い。自分の思い通りにいかない時は、物理的に解決する。
【特技?】 ティアラに立ちふさがる敵に、脅迫。(相手を怯えさせ、死人のような顔に出来る。)


神と人間のハーフ。ライトからは"落ちこぼれ"と定義づけられている(らしい)








~チェルシー・クラウン~
【魔力ランク】 D(準魔道師)
【年齢】 15歳
身長…160cm
【容姿】 ピンク色の髪、緑の瞳。
【性格】 自由人。自己中。


アルタリア王国第一王女。
レイアと双子の姉。
ブルーノと付き合っている。





~ブルーノ・クラッカー~
【魔力ランク】 D(準魔道師)
【年齢】 15歳
身長…162cm
【容姿】 緑の髪、黄色い瞳。天パ。
【性格】 KY。天然。


チェルシーと付き合って、浮かれている。
脳内お花畑。






~レイヤ・クラウン~
【魔力ランク】 ?
【年齢】 15歳
身長…180cm
【容姿】 銀髪、緑の瞳。
【性格】 優しい。天使…策士?


アルタリア王国第二王子。
ティアラに魔法を教えるという役得。





~シャディー・ウェーサス~
【魔力ランク】 ?
【年齢】 15歳
身長…178cm
【容姿】 黒髪、黒い瞳。
【性格】 クール、ツンデレ

リズバロール王国の第一王子。
最近ではただの優しい人というティアラからの評価。周りの女には容赦ない。






~マリー・アンドーラ~
【魔力ランク】 C(魔術師)
【年齢】 「教えませんっ!!」
【容姿】 緑の髪、赤い瞳。
身長…163cm
【性格】 明るい。テンションの差が激しい。



ティアラ達のa組の担任。
"知"を司る神。
過去のことからアンナが苦手。
ライト・ダークネスが好き。









~ティナ・フィーナ~
【魔力ランク】 A(大魔術師)
【年齢】 39歳
【容姿】 黒髪、碧い瞳。
身長…171cm
【性格】 クール。冷静。

ティアラの母。ロゼス(国王)の妻。
ついに色々と謎が解明された。
ただの親バカ。
フラワー・チューリップとは同一人物。













☆迷いの森とは?

・初めて神様が人間の世界に降り立った場所で神隠しも起きやすい。

・迷ったら最後、神隠しされて出られなくなるという伝承から、そう呼ばれている。

・神様の加護あるらしく魔力が安定するため、魔法訓練施設にもなっている。












☆ 魔法の系統の種類

・自然魔法
・防御魔法
・治癒魔法
・召喚魔法
・精神魔法
・身体魔法
・呪魔法






☆得意な魔法

レイヤ→召喚魔法

シャディー→自然魔法(応用)

ブルーノ→防御魔法

チェルシー→自然魔法の水特化。
水だけであれば、シャディーよりも上

アンナ→身体魔法
だが、武術系統の神様のハーフなので常に身体能力が向上されている
脳筋のなので、魔法は使えない








☆魔法の習得


自然魔法と防御魔法の基礎は必ず覚えることになっている。
そこから、自分の得意な魔法を伸ばしていく。

しかし、呪魔法は禁術であり学ぶことは不可能だ。








☆大魔術師について


魔力ランクがAの大魔術師は
呪魔法を除いた全ての魔法を扱える。



死去した国王のロゼスは身体魔法に優れていた。

身体魔法は一概に武術が凄いという訳ではなく、ロゼスの場合は魔法道具を作ることの出来る知識を持っていたことだ







ティナの方は、自然魔法と身体魔法と精神魔法

自然魔法にも火などの系統が分かれているように、身体魔法にも武術だったり技能だったりと色々あるのだ。

また身体魔法と精神魔法を掛け合わせると、
記憶操作などの系統にもなってくる。























長くてごめんなさい🙏
正直、すっ飛ばしてもいいです

作者が設定を忘れた時に戻ってくるようのメモです
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【87】ホワイトデーのお返し②

2018-03-14 10:00:42 | 落ちこぼれ魔法使いの恋愛事情

*ティアラへのお返し編



ティアラside






「ん」






目の前に突き出されたのは
一枚の板チョコだった





「シャディー君、もしかして…
バレンタインデーのお返し?」








「……あ"?なんか文句あんの。」







「いや…強いていえば、ホワイトデーはチョコのお返しはしないんだけど…。」








こういう所が無頓着な彼らしいな、と思ってしまった。





「でも嬉しいよ。ありがとう!」






そう言うと、シャディー君は照れて珍しく笑った。












***








(うわっ…!この板チョコは超有名なブランド!
最高級なチョコだ…!!)







さすが王子、と感心しながら
有難くチョコを食べる。










「ティアラ、チョコついてるよ」





と言って自然な仕草でティアラの口元についていたチョコを手で取って舐める。

ティアラと視線が交差する。




「レイヤ君!」




いつもとは違った雰囲気を纏うレイヤ。
チョコを舐める様子が艶かしい。








「んー…ごめんね。シャディーのチョコを美味しそうに食べてるから…嫉妬しちゃった。」








「……はあ。」







「僕からはこれ。飴だよ。」








レイヤは飴を一粒、ティアラの口に入れた。






「…甘い…!りんご!」






「りんごの飴、意味は『運命の相手』」






「…えっ?」









レイヤ君は微笑んだ。














………特別な意味はないよね?























✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄




またフラグが折られた…

残念、レイヤ!


これ教室でやってるんだぜ?
怖い…!!
時系列的にはブルーノがバームクーヘン買いに行った間です。
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【86】ホワイトデーのお返し①

2018-03-14 09:00:10 | 落ちこぼれ魔法使いの恋愛事情
*チェルシーへのお返し編





チェルシーちゃんへのお返しと言えば僕、ブルーノ。


放課後まで渡すまでのドキドキが耐えられないから、朝に教室で渡そうと思ってるんだぁ〜





……喜んでくれるかな?










「うおっ!?ブルーノ!?おはようだゾッ!!」





「おはよぉー、チェルシーちゃん!!
あと、これお返しだよ!」






「ありが」








と、僕のお返しを受け取ったチェルシーちゃん。
なんか顔が引きつってるけど、どうかしたのかなぁー??





「……酷いゾッ!!ブルーノ!!!!」







「えっ!?」






と、あの時みたいに引き留める暇もなく教室を出て行ってしまった。
前回と違うのは目に涙を一杯溜めていたこと。







僕、何かした?








「ブルーノ。
なんか、チェルシーが泣きながら教室を出ていったんですけど、何かありましたぁー?」







「あ、アンナさん…。
バレンタインのお返しと思って、コレ渡したんだけどぉ…」






先程のチェルシーと同じように、アンナさんの顔が引きつった。


え、何?






「……あの、どうしてコレをお返しに?」






「えぇ?お店でも大々的に宣伝してたし、店員さんもいいんじゃないって……」





「ふーん、なるほど。
その店員はあとで処しておきますねぇ〜





んん?アンナさんが怖いことを言ったような?






「……アナタの送ったマシュマロの意味は『あなたが嫌い』なんですよぉ〜…。」








「『あなたが嫌い』?」






そ、そんな意味があったの!?

じゃあ、チェルシーちゃんは勘違い…というか僕が意味を知らないばかりに…!







「あっ、アンナさん!!
僕、今から買ってきます!!」







「ええぇ??今からですかぁー?
もう授業始まりますけどぉー?
……って、行っちゃいましたねぇ〜。」















***






勢いのまま学校を抜け出し、どこかのお店に入る。




あの店員がいるお店には一生行かないよぉー…









ちなみに、もう買うものは決めてあるんだぁ










「これ、下さい」








早く、早く戻ろう__




















***






チェルシーside







多分、ブルーノは特に意味とか気にしないでコレを渡したのダッ!!



とか、心に言い聞かせてみても、ほんのちょっぴりだけ苦しいゾッ…







分かってはいるのだ





ブルーノは意味とか知らなそう、というか絶対知らない……





これを機に少しだけ意味も気にして欲しいと思って、大胆な行動に出ちゃったゾッ!







でも、授業が始まるのにブルーノが教室にいないのダッ……


アンナに聞いても

「青春ですねぇ〜」

とか意味わからないことを言うんだゾッ!!








チェルシーちゃん!!








教室の前の戸から何かを持って入ってきたブルーノ。なんだか急いできたっぽい?






「…えっと、チェルシーちゃん!!
朝はごめんねぇ〜…。意味とか知らなくて…。
それで!今度はちゃんと意味を調べてから買ったんだぁ〜!はいっ、お返し!!」









差し出してきたのは、"バームクーヘン"







「えへへ…意味は『あなたとの関係が続くように』
これからもよろしくね、チェルシーちゃん!!」








「ブルーノ……後ろ」





「え?後ろ?」





「なるほど…。
授業をサボってまでこれを買いに行っていたと…。
先生は怒りましたよ。
放課後に生徒指導室に来なさい!」








久しぶりに登場したマリー先生が怒った。












***





ブルーノside







やっと長いお説教が終わったぁ〜!!



あとから思い返してみれば、なかなか大胆なことしちゃったなぁ……

チェルシーちゃんに恥かかせちゃったかも









「ブルーノ!お疲れだゾッ!!」






チェルシーちゃんがどうやら僕を待ってくれたらしい。






「その、とっても嬉しかったゾッ…!!」





あはは…チェルシーちゃんの笑顔が凄く可愛い……




「あっ、でも本当にごめんね。
マシュマロ、返してくれないかなぁー?」






「嫌だゾッ?」





「え」





「これも記念だゾッ!!」







今日一番の笑顔を見せてくれたチェルシーちゃん。



食い意地はってるなぁー、なんて死んでも言わないよぉ〜。








密度の濃いホワイトデーだったなぁ〜!!
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【85】Side Story②

2018-03-05 20:11:54 | 落ちこぼれ魔法使いの恋愛事情
3.とあるカップルの話







僕、ブルーノには大切な恋人がいるんだ〜。

チェルシーちゃんっていう、可愛い可愛い彼女!
僕には勿体無いくらいだよぉ〜




今日はバレンタインデー!!


多分、恋人なら貰えると思うんだよね、うん。
毎年のように貰ったからねぇ〜
貰えるよ、きっと…!!














***







なんて思ってた時期が僕にはありました…







ついに放課後になっちゃったよぉ…
逆に恋人になっちゃったからくれない感じ?
えぇー…悲しいなぁー……




実は今年はチョコを受け取ってないんだ
あ、知り合いの仲良い人達は別だよ?

ティアラちゃんとアンナ…さん


そういえば…貰った包みに血がちょっとついてたんだけど、何だったんだろ??
殺気立ってて怖かったなぁー









「…ブルーノ!!一緒に帰るゾッ!!」





チェルシーちゃんだ!

特に一緒に帰る約束もしてなかったはずなんだけど……



と言っても帰るっていっても近くの寮だしねぇ










「「…………」」






お互い何も喋らない


え……チェルシーちゃん緊張してるのかなぁ?

なんだか僕も緊張してきた…!!







「ブッ、ブルーノ!!
今日はバレンタインデーだゾッ!!!!」






っ!?

びっくりしたぁ……
声上ずってるよ、チェルシーちゃん…


というか、もしかして……??






ガサゴソとカバンの中から、一つの可愛いラッピングのされた包みを取り出した。






「はいっ!遅くなったゾッ!!」






「えっ、ちょっとチェルシーちゃん!?!?」







僕の手に渡すと同時に、女子寮の方に走り去って行ってしまったチェルシーちゃん。

引き留める暇もなかったよぉ〜…



でも……勇気を出して渡してくれたチェルシーちゃんの顔…


照れて赤くなってて……





可愛いかった、なぁー……














ホワイトデー、期待しててねー!!
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