詰将棋の街路樹

自作の詰将棋をはがきに描いて掲載しています。それから詰将棋鑑賞、日記。

詰将棋第六番 詰将棋パラダイス平成26年8月号「新人コンクール」

2015-11-15 18:16:42 | 詰将棋
        この作品は第60回新人コンクールにて採用された。
        「新人コンクール」といっても詰将棋パラダイスの上級コースに分類されている。
        新人コンクール掲載作の条件は25手詰までで、掲載即入選の扱い。
        新人に該当するのは
        「投稿時点で、他誌を含めて初入選から1年以内の方、
        または一度も入選していない方」。
        私はこれに該当し第58回から3回連続で新人コンクールに登場させて頂いた。

        今回紹介する新人コンクール掲載作は見ての通り双玉形。
        詰将棋は普通は守備方の玉だけだが
        詰将棋パラダイスには双玉形の作品もよく見かける。
        ルールは通常の詰将棋と同じで、要は次の一手即詰問題。
        もちろん盤面の駒と持駒以外の全ての駒は、
        相手の持駒となり合駒に使用されてしまう場合がある。
        攻め方の「王」があるので
        応手に気を配りながらの王手の連続で即詰に討ち取らないといけない。


        
        <第44週週刊将棋五段問題封じ手>(第1621回・10月28日号)
        私の封じ手は9五桂。
        週刊将棋の解答は9五桂。
        正解。正解率88.4%。
        <第45週週刊将棋五段問題封じ手>(第1622回・11月4日号)
        私の封じ手は4二歩。
        龍を渡してはいけない局面。4二歩に3一玉は22角以下。
        4二歩に同金は2三角、3二歩、5二金、同金、3二角成、同玉、
        5二龍、4二角(8六に効かせ)、2三金、3一玉、
        6一龍!、4一金(これにて8六歩は打ち歩詰)、4五桂に3二歩なら5二金で必至、
        4五桂に5一角なら3二金打、同金、5一龍、4一金、6四角まで。

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