<解説>11金、同玉、21金、同角、同歩成、同飛、12飛、同玉、34角、23飛、24桂、22玉、32金上、11玉、21金、同玉、43角成、22玉、32金、11玉、21金、同飛、12歩、22玉、32馬まで25手詰。
3手目21歩成は同飛で手順前後となる。7手目12歩も22玉とかわされ失敗するので強く飛車で玉を12に引き寄せる。10手目は飛車の移動合が最善。お馴染みの角と桂の連携の後、二度出てくる打ち歩詰の局面は、いずれも21金で長期戦に持ち込む。歩は最後に打つ。変化については6手目21同玉には32金上、11玉、12歩、同玉、24桂、同飛、34角以下、12手目21玉には31金以下の早い詰みがある。初形で41に桂がないと23手目33馬以下の余詰が生じる。
石垣図式を狙って作り始めた訳ではないが、作り始めは確か平成28年だった。完成は翌年。
<平成29年作>
それと先月トレーニングをさぼったので今月はニ題。
将棋世界2020年12月号五段コース問題 第432回が題材。
<第1問>ヒント(詰めろの掛け方)‥25桂。33桂成を見る。
<第4問>ヒント(工夫の寄せ)‥73桂。52銀には32金か。