詰将棋の街路樹

自作の詰将棋をはがきに描いて掲載しています。それから詰将棋鑑賞、日記。

第12回詰将棋解答選手権 開催間近

2015-03-07 23:28:16 | 詰将棋解答選手権
将棋界では今、
王将戦七番勝負、棋王戦五番勝負、A級順位戦プレーオフで盛り上がっていますが、
この3つにいずれも関わっているのが渡辺明二冠(棋王・王将)です。
王将戦は郷田九段を挑戦者に、
棋王戦は羽生名人を挑戦者にいずれも防衛を目指して番勝負を戦っていて、
さらに並行して行われているA級順位戦プレーオフを勝ち上がれば
羽生善治名人への挑戦権を獲得出来るという状況です。
二冠防衛と名人挑戦をこの3月に成し遂げるか。
A級順位戦はパラマス方式の4者プレーオフになっていて
初戦久保利明九段が広瀬章人八段に勝ちプレーオフ二回戦に進出、
次に渡辺二冠と久保九段が戦い勝者が行方尚史八段と名人挑戦者決定戦を戦います。
そして勝ったほうが羽生名人への挑戦権を獲得するという流れです。
順位戦プレーオフならではの展開です。
過去のプレーオフでは
谷川九段が羽生三冠相手に長手数の逃れ将棋を実現させて名人挑戦権を獲得した
第64期A級順位戦の激闘(第一回名局賞)もありました。
私は毎日新聞発行の
「第64期将棋名人戦七番勝負 名人 森内俊之 挑戦者 谷川浩司」(写真)を持っていて、
その本に谷川対羽生のプレーオフの棋譜を観ることが出来ます。
棋譜鑑賞出来る方は観るべきです。

ところでプレーオフに登場した久保九段と広瀬八段、
これから登場する行方八段には共通点があります。
それは三人とも昨年の第11回詰将棋解答選手権チャンピオン戦に参戦したことです。
三人の順位は「詰将棋解答選手権 速報ブログ」のどこかに見ることが出来ます。
プロ棋士も参戦するのがチャンピオン戦、
第11回大会優勝は詰将棋作家の若島正さん、
2位はアマ強豪の竹中健一さん、3位はプロ棋士の宮田敦史六段でした。
私の詰将棋を2、3分で解ける人はチャンピオン戦に参戦してもいいのでは。
私の詰将棋を解くのに30分くらいかかる人は一般戦がおすすめです。
チャンピオン戦より少し遅れて
4月11日(土)開催の一般戦の申し込み締め切りは4月4日(金)だそうです。
申し込み方法は「詰将棋解答選手権 速報ブログ」で確認を。
過去問もどこかにあるかも。
私も昨年は東京会場の一般戦に出場しましたが、
自分のスタイル「変化手順から読む」「解けるまで次の問題に進まない」
を貫徹してしまい成績秘密です。
いつか自作の詰将棋が解答選手権に載るように頑張りたいと思っています。
あと一般戦東京会場の場合、
初めての人は会場には時間に余裕を持って行くといいと思います。
会場の教室探すの結構大変です。
私は今年の解答選手権は自宅観戦しますが
7月の第31回詰将棋全国大会には参加予定です。
それまでに学会(詰工房2回目)にも出て
最新の研究を学びたいと思っていますので、よろしくお願いします。

<第7週週刊将棋五段問題封じ手(第1585回・2月18日号)>
先週掲載した私の封じ手は▲4九香。
週刊将棋の解答は▲4九香。
正解。7問中6問正解。正解率86%。9割が見えてきたな。
<第8週週刊将棋五段問題封じ手(第1586回・2月25日号)>
私の封じ手は▲2八金。この手に6六歩、同歩はいけない。

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