詰将棋の街路樹

自作の詰将棋をはがきに描いて掲載しています。それから詰将棋鑑賞、日記。

2017年度 詰将棋解答選手権優勝は藤井六段、最優秀棋士賞は羽生竜王

2018-04-02 22:19:54 | 詰将棋解答選手権
第15回詰将棋解答選手権が行われ藤井聡太六段が優勝し4連覇達成、2位は宮田敦史六段、3位は及川拓馬六段。初級戦・一般戦は4月7日(土)に全国26会場で開催されるので参加される方はコンディション維持に努めて下さい。

2017年度将棋界は
第30期竜王 羽生善治
第75期名人 佐藤天彦
第58期王位 菅井竜也
第65期王座 中村太地
第43期棋王 渡辺 明
第67期王将 久保利明
第88期棋聖 羽生善治
第11回朝日杯将棋オープン戦優勝 藤井聡太
叡王戦は2018年度からタイトル戦になる。

最優秀女流棋士賞は里見香奈女流王座・女流名人・女流王位・女流王将・倉敷藤花

これからの日本は、いろいろな意味でアマチュアの時代だと思っているので
第30回アマ竜王 藤原 結樹。

そして第45回将棋大賞選考の結果、
2017年度最優秀棋士賞には羽生善治竜王が選ばれた。
成績的には無冠ながらも朝日杯優勝、勝率・勝数一位、連勝記録の藤井六段も新人賞とのダブル受賞もあり得るかと思ったが、棋聖防衛、竜王奪取で永世7冠、国民栄誉賞ときたので羽生竜王だ。
羽生竜王は第76期名人戦の挑戦権を得ている。名人奪取でタイトル通算100期となるか、佐藤天彦名人の防衛なるか、開幕は4月11・12日「ホテル椿山荘東京」で。


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第15回詰将棋解答選手権開催間近

2018-03-18 18:47:34 | 詰将棋解答選手権
第15回詰将棋解答選手権が開催間近だ!

私も昔、一回参加したことがあり馬屋原さんの作品を長々と眺めていた記憶がある。
その翌年から藤井六段が三連覇、2018年チャンピオンは誰になるのか。
チャンピオン戦は3月25日(日)開催、初級・一般戦は4月7日(土)に全国26会場で開催。
詳細は詰将棋解答選手権速報ブログで。
初級戦に参加される方は「頭がよくなる詰将棋ドリル」か、その脇にある3手詰(詰パラ2014年2月号保育園コーナーに載った)で練習して下さい。

11飛、同玉、13飛成まで3手詰です。
2手目22玉に13飛成までを解答しても正解扱いだろうが、2手目22玉には32飛成まで駒余りに討ち取る順があるから、11飛、同玉、13飛成までが良い答えだ、ここまで気付けば強い。

では、みなさん、頑張って下さい。

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藤井四段が詰将棋解答選手権3連覇、渡辺棋王が永世棋王、森内九段が名人戦引退

2017-04-02 20:51:32 | 詰将棋解答選手権
稀勢の里が劇的な逆転優勝をした3月26日には第14回詰将棋解答選手権チャンピオン戦が行われていた。藤井聡太四段が3連覇。2位は池永天志三段。3位は宮田敦史六段。藤井聡太四段の連覇記録はいつまで続くのか。解答選手権の初級・一般戦は4月8日(土)に全国16会場で一斉に開催で申込みがまだ間に合う会場もあるので詰将棋解答選手権速報ブログでご確認を。前日の詰将棋特訓は控え体調維持に努めて早く寝ることが好成績のポイント。

3月27日に第42期棋王戦五番勝負が行われ、渡辺棋王が千田六段を3勝2敗で下し棋王防衛で永世棋王の資格を獲得した。既に渡辺棋王は永世竜王の有資格者だが、引退後は「永世棋王」も名乗れることになった。ちなみに私も○○○の資格取得に向け頑張っている。

森内俊之九段が平成29年度からフリークラスへ転出するというのは衝撃のニュースだった。これは名人戦からの引退を意味する。今期は名人挑戦者を決めるA級順位戦からの降級となっていた。十八世名人資格者の森内九段といえば、A級に上がってすぐ7勝2敗の好成績でタイトル初挑戦となる名人挑戦を決めたり、初タイトルが名人だったり、羽生と名人戦で激闘を繰り広げたりと「名人」のイメージが強い。なかでも第65期将棋名人戦で郷田挑戦者を迎えての第6局で大逆転負けを喫し、後の第7局が永世名人になるか、逃すかの一番、これに勝って江戸時代から続く永世名人の系譜に名を連ねた瀬戸際の精神力が印象深い。竜王戦など他の6タイトルの挑戦者には今後もなれるが名人戦からは引退。私の免状には「名人 森内俊之」の文字が揮毫されている。

平成28年度のタイトルフォルダーは
第29期竜王 渡辺 明
第74期名人 佐藤天彦
第57期王位 羽生善治
第64期王座 羽生善治
第42期棋王 渡辺 明
第66期王将 久保利明
第87期棋聖 羽生善治

人生の案件も詰みが見えてあとは変化を読むのみで、投稿活動・ブログ更新も頑張りたい。
人生は詰みから読み、詰将棋は変化から読むスタイルで頑張りたい。
プロ意識を持ったアマチュアでありたい。


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平成29年 謹賀新年

2017-01-03 15:53:31 | 詰将棋解答選手権
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

今年のブログのラインナップ予定(暫定)は詰将棋中級2題、初級1題、入門編ちょっと、番外編1題、あと詰将棋鑑賞、ポストカードの感想、大会等の感想、日記、となっている。月2回の更新が目安。

今年のイベントでは3月26日(日)開催の第14回詰将棋解答選手権チャンピオン戦で藤井聡太新四段が3連覇なるか注目。解答選手権初級戦・一般戦は4月8日(土)に全国各地で開催予定。初級戦・一般戦は地元の教室・サロン等で開催出来るものなので、開催したいと考えておられる方はこのブログの連絡先カテゴリーに記載されているアドレス
tsumeshouginogairojyu@yahoo.co.jp
に問い合わせ頂ければ実行委員長に取り次ぎ致します。

詰パラ1月号も届き、キッズルームに私の7色図式が載っているので是非。読者サロンでも私の文章が載っているのは自分の出る幕だと思ったからだが、将棋のソフト絡みの疑惑への対応については思うところはあるが私の出る幕ではない。「ちえのわ」で久保さんが警笛を鳴らしている自動創作ソフトについては、詰将棋作品の感想が開発者へのものになるより作者へのものになると嬉しい。昔、カスパロフ対ディープブルーの対戦の時にはカスパロフが勝つと嬉しかったし、常にそのスタンス。「チャンピオンが勝つ」「開発者が勝つ」。どっちが嬉しいかは人それぞれだが私は前者が嬉しい。

今日は箱根駅伝で母校の奮闘ぶりをテレビ観戦。来年は道端に足を運んで応援したい。

<詰パラ解つき解見ずに感想2016年12月号から>
B 手順が味わい深い。
C オーソドックスな合駒問題。
D 飛車を取られないように。
E 逃しそうな収束。
F 金打ちか。

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詰工房参加と詰将棋インストラクター応募

2016-12-04 21:51:31 | 詰将棋解答選手権
 先月末、私は詰工房に参加した。今回は絶対行かねばなるまいと思っていた。何故なら私は、柳田明全日本詰将棋連盟会長宛に詰将棋インストラクターへの応募の意向を示していたからだ。詰工房に行って推薦者を探すと言う私に、同じ横浜市出身の会長が私を推薦してくれるとのことだった。当日、一番乗りで会議室に到着したが続々人が来て挨拶したり、女性の参加者を見るのは初めてだな、とか思いながら座っていると柳田会長が来て、「あ、どうも。」と言って「この方がインストラクターに応募してくれた細川さんです。」と幹事の方に紹介した後、私の横に座り話を始めてくれた。解答選手権運営のお手伝いなどがインストラクターに求められているようだ。あと紹介された小冊子なども立ち寄ったサロン等に置いていく、というのもインストラクターが率先してすべき仕事だなと思った。会長は解答選手権を見据えて忙しそうで地元横浜で開催したい強い気持ちがあるようだ。「初手○○歩では何故駄目なのか、悩みます。」「あー、ひふみんみたいだな。」と話が脱線したりもしたが。11月号詰パラによると詰将棋インストラクターの応募資格は「詰将棋の創作や解答にある程度の技量があり、詰将棋普及のためのボランティア活動に賛同して頂ける方」とある。私は常日頃、詰将棋普及指導員というものがあればなりたいと思っていたし、それにあたる詰将棋インストラクター制度発足となると長考せず反応出来た。インストラクターは「指導者・講師」の意味である。日本将棋連盟にも普及指導員制度があるように、詰将棋界にもそういう制度があれば、詰将棋が技術指導され得る文化活動・芸術活動であると外に向かって発信出来る根拠となり、啓蒙活動にも活かせると思うので、制度がうまく軌道に乗り詰将棋界の発展に向けて多くの方に応募してもらえればと思った。
 で、春霞賞発表の後の二次会にも参加した。柳田会長は血圧が高いそうで二次会に参加せずスタスタとお帰りになられた。私は毎年詰工房は一回の参加だったが来年は二回は参加したい。

<ヤン詰解付き解見ずに感想2016年12月号から>
A 32に逃げられたくない。合も限定。


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第13回詰将棋解答選手権チャンピオン戦と週刊将棋と名人と竜王

2016-03-27 22:11:59 | 詰将棋解答選手権
今日開催の第13回詰将棋解答選手権は速報ブログによると藤井聡太奨励会三段が連覇している。2位は黒川智記奨励会三段で3位は第11回大会優勝者で詰将棋作家の若島正さん。プロ棋士は4位に及川拓馬六段、5位に過去6回優勝の宮田敦史六段、6位に村田顕弘五段となっている。宮田六段は詰将棋八段でもあり村田五段は将棋世界詰将棋サロン選者をしている。第10問は誰も解けた人がいない。10問で持ち時間3時間じゃ足りないほどの難問揃いか。
初級戦と一般戦は4/9に全国各地で行われるので日頃の鍛錬の成果を出すべくコンディション調整に努めて頂きたい。

週刊将棋が今週号で最後でしみじみだ。売り切れないうちにコンビニで手に入れないといけない。タイトル戦の結果を知るのは週刊将棋ということが多かった。人生で初めて解いた詰将棋は週刊将棋の詰将棋ロータリーの作品で詰将棋の素晴らしさを知るきっかけとなった。ロータリーの詰将棋は柔らかく心地よいという印象を持っていてヒントを隠して解いていたものだ。難しい段位認定問題を読み切った時の充足感は格別だった。

今年度の将棋界は
第28期竜王 渡辺 明
第73期名人 羽生善治
第56期王位 羽生善治
第63期王座 羽生善治
第41期棋王 渡辺 明
第65期王将 郷田真隆
第86期棋聖 羽生善治
となっていて4月からは佐藤天彦八段が名人初挑戦。

名人か竜王でありたい。
免状に署名するのは名人と竜王だ。
会長も署名するが会長でありたいとは思わない。
チャンピオン称号は自分にとってのアイデンティティー称号だが役職称号はそうはならない。
小さい頃から名人竜王を目指していても詰将棋のほうが合っていて、そんなに変わりはなさそうだ。
棋力を公にするなら目指す段位の免状を取る。
将棋免状は上質な和紙、作家瀧井孝作の撰、格調高い書道の筆と芸術作品としての価値も高い。


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第12回詰将棋解答選手権チャンピオン戦は藤井聡太奨励会二段が優勝

2015-04-05 12:05:42 | 詰将棋解答選手権
今日は朝の珈琲タイムの後
「現代横歩取りのすべて」(村田顕弘著 マイナビ)<上の写真左端>
を読んで序盤の研究をして
Eテレ日曜美術館と将棋トーナメントを観ながらブログ作成です。
第12回詰将棋解答選手権が3/29に行われ藤井聡太奨励会二段が優勝しました。
おめでとうございます。
藤井奨励会二段は
詰パラ2014年2月号の「高等学校」で強者揃いの詰パラ読者を相手に
不正解者を多数出す作品を発表するなど作家としても活躍しています。
その時は奨励会1級でしたが今は二段、
プロ棋士になれる四段に向けて現在好位置につけています。頑張って下さい。
詰将棋解答選手権初級戦・一般戦は4/11に全国各地で行われますので
参加者の皆さんは
前日は詰将棋の勉強を控え早めに寝るなどコンディション調整に努めて下さい。
当日のアドバイスとしては
1、途中退室の人が出ても焦らない。
2、記述ミスに注意する。
3、直前の水分補給は適度にして事前にトイレに行く(再入場出来ないはず)。
以上です。御健闘をお祈りしています。

で、今頃皆さんは詰将棋解答選手権に向けて
詰パラや将棋世界で特訓している頃かと思いますが、
今月の将棋世界2015年5月号(上の写真右から二つ目)の詰将棋サロンは
「初入選特集」で私の詰将棋も6問目に「上級」として載っています。
選者の村田顕弘五段(順位戦昇級おめでとうございます)にこの作品を選んでもらえたのは
味付けの要素も評価されたのかなと思っています。
将棋世界に名前が載るのは
2014年1月号の「免状授与者氏名」一覧に載って以来のことで感無量です。
今月の詰将棋パラダイス2015年4月号(上の写真左から二つ目)も同じ頃届き
「ヤング・デ・詰将棋」の詰将棋が読者投票により
合格点に達し入選5回となりました。
これで詰パラと将棋世界合わせて入選6回となり
入選5回の規定をクリアしたので
全日本詰将棋連盟に詰将棋初段を申請し、
今後も2誌に私の詰将棋が載るよう精進する気持ちを強くしたいと思います。

将棋名人戦の季節がやってきました。
週刊将棋(上の写真右端)と将棋世界の写真を見てもお分かりの通り
挑戦者は41歳にして名人初挑戦の行方尚史八段です。
永世名人資格者の羽生善治名人から名人奪取なるか。
第1局は4/8から東京都文京区「ホテル椿山荘東京」で。

<第11週週刊将棋五段問題封じ手(第1589回・3月18日号)>
先週掲載した私の封じ手は▲7四桂。
週刊将棋の解答は▲7四桂。
正解。11問中10問正解。正解率90.9%。今年1年9割台の正解を維持したい。
<第12週週刊将棋五段問題封じ手(第1590回・3月25日号)>
私の封じ手は▲4三飛成。後手の馬筋を遮断しながら先手の角打ちを作る。

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今年度の将棋タイトル保持者と詰将棋解答選手権チャンピオン戦今日開催

2015-03-29 12:02:02 | 詰将棋解答選手権
シューベルティアーナ収録のアヴェ・マリアを聴きながらブログ作成です。いい演奏です。
今年度ももうすぐ終わる中、タイトル戦の決着情報がどんどん入ってきました。
まず棋王戦は渡辺明棋王が羽生善治名人に3連勝し棋王防衛、
王将戦は決着が着いたばかりで
郷田真隆九段が4勝3敗のフルセットで渡辺明棋王から王将奪取、
棋王戦と王将戦決着の間には
行方尚史八段対久保利明九段の名人挑戦者決定戦となるA級順位戦プレーオフが行われ
行方尚史八段が初の名人挑戦を決めました。
初夏には「行方尚史名人」となるのか、「羽生善治名人」のままなのか注目です。
これで今年度のタイトル保持者は以下の通りになりました。
     第27期竜王 糸谷哲郎
     第72期名人 羽生善治
     第55期王位 羽生善治
     第62期王座 羽生善治
     第40期棋王 渡辺明
     第64期王将 郷田真隆
     第85期棋聖 羽生善治
いつも思うのですが将棋のタイトル称号は素晴らしく、
タイトルを失っても「元竜王」「元名人」として歴史に名を残せるのは
格別なことであると思います。
私は「将棋アマ五段」ですが詰将棋のほうは、
まだ入選4回で詰将棋初段に届いていません。
詰将棋初段になるには入選5回か、詰将棋解答で規定の成績を上げるか、
二つのパターンがあります。
私は前者の方法で詰将棋初段を狙っています。
まもなく自宅に届く「詰将棋パラダイス」4月号で
読者投票次第で入選の可能性のあるヤング・デ・詰将棋の詰将棋が
規定の点数に達すれば入選5回となり
「詰将棋初段」の資格が得られます。そしたら認定証を申請します。
詰将棋最高段位は「十段」。
プロ棋士では看寿賞作家の内藤國雄九段が詰将棋でも「九段」を持っていて、
詰将棋解答選手権チャンピオン戦優勝回数歴代最多の6回を誇る
宮田敦史六段が「八段」を持っています。
そして今日「第12回詰将棋解答選手権チャンピオン戦」が行われています。
詰将棋作家の連覇か、
プロ棋士が定位置ダッシュに向け意地を見せるのか結果が楽しみです。
「詰将棋解答選手権 速報ブログ」で確認を!

<第10週週刊将棋五段問題封じ手(第1588回・3月11日号)>
先週掲載した私の封じ手は▲7三飛不成。
週刊将棋の解答は▲7三飛不成。
正解。10問中9問正解。正解率90%。
第1週以来の正解率9割の大台に乗って今年度を締めくくった。
<第11週週刊将棋五段問題封じ手(第1589回・3月18日号)>
私の封じ手は▲7四桂。
以下、同歩、9三歩成、同玉、8五桂、8二玉、7二馬、同玉、7三銀、6一玉、
6二歩、同金、同銀成、同玉、7三金、5二玉、6三金打、4三玉、2三香成まで
19手で受けなし。

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第12回詰将棋解答選手権 開催間近

2015-03-07 23:28:16 | 詰将棋解答選手権
将棋界では今、
王将戦七番勝負、棋王戦五番勝負、A級順位戦プレーオフで盛り上がっていますが、
この3つにいずれも関わっているのが渡辺明二冠(棋王・王将)です。
王将戦は郷田九段を挑戦者に、
棋王戦は羽生名人を挑戦者にいずれも防衛を目指して番勝負を戦っていて、
さらに並行して行われているA級順位戦プレーオフを勝ち上がれば
羽生善治名人への挑戦権を獲得出来るという状況です。
二冠防衛と名人挑戦をこの3月に成し遂げるか。
A級順位戦はパラマス方式の4者プレーオフになっていて
初戦久保利明九段が広瀬章人八段に勝ちプレーオフ二回戦に進出、
次に渡辺二冠と久保九段が戦い勝者が行方尚史八段と名人挑戦者決定戦を戦います。
そして勝ったほうが羽生名人への挑戦権を獲得するという流れです。
順位戦プレーオフならではの展開です。
過去のプレーオフでは
谷川九段が羽生三冠相手に長手数の逃れ将棋を実現させて名人挑戦権を獲得した
第64期A級順位戦の激闘(第一回名局賞)もありました。
私は毎日新聞発行の
「第64期将棋名人戦七番勝負 名人 森内俊之 挑戦者 谷川浩司」(写真)を持っていて、
その本に谷川対羽生のプレーオフの棋譜を観ることが出来ます。
棋譜鑑賞出来る方は観るべきです。

ところでプレーオフに登場した久保九段と広瀬八段、
これから登場する行方八段には共通点があります。
それは三人とも昨年の第11回詰将棋解答選手権チャンピオン戦に参戦したことです。
三人の順位は「詰将棋解答選手権 速報ブログ」のどこかに見ることが出来ます。
プロ棋士も参戦するのがチャンピオン戦、
第11回大会優勝は詰将棋作家の若島正さん、
2位はアマ強豪の竹中健一さん、3位はプロ棋士の宮田敦史六段でした。
私の詰将棋を2、3分で解ける人はチャンピオン戦に参戦してもいいのでは。
私の詰将棋を解くのに30分くらいかかる人は一般戦がおすすめです。
チャンピオン戦より少し遅れて
4月11日(土)開催の一般戦の申し込み締め切りは4月4日(金)だそうです。
申し込み方法は「詰将棋解答選手権 速報ブログ」で確認を。
過去問もどこかにあるかも。
私も昨年は東京会場の一般戦に出場しましたが、
自分のスタイル「変化手順から読む」「解けるまで次の問題に進まない」
を貫徹してしまい成績秘密です。
いつか自作の詰将棋が解答選手権に載るように頑張りたいと思っています。
あと一般戦東京会場の場合、
初めての人は会場には時間に余裕を持って行くといいと思います。
会場の教室探すの結構大変です。
私は今年の解答選手権は自宅観戦しますが
7月の第31回詰将棋全国大会には参加予定です。
それまでに学会(詰工房2回目)にも出て
最新の研究を学びたいと思っていますので、よろしくお願いします。

<第7週週刊将棋五段問題封じ手(第1585回・2月18日号)>
先週掲載した私の封じ手は▲4九香。
週刊将棋の解答は▲4九香。
正解。7問中6問正解。正解率86%。9割が見えてきたな。
<第8週週刊将棋五段問題封じ手(第1586回・2月25日号)>
私の封じ手は▲2八金。この手に6六歩、同歩はいけない。

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