『四方山ばなし』

タイに住んでいて気づいた事等を、適当に書いていきます。
期待しないでね!

ママー・スーパーボウル“マッサマン・ガイ”

2017年09月09日 15時02分24秒 | 新製品情報

 日本でママーというとスパゲッティのブランドだけど、タイでは圧倒的シェアのインスタントラーメンのブランドです。そのママーがカップで新発売したのがこちら。

 スーパーボウル“マッサマン・ガイ味”

 マッサマンとはゲーン・マッサマン、つまりマッサマンというカレーで、ガイ=鶏です。

 マッサマンカレーというと最近では日本でもだいぶ知られていると思いますが、間違った情報がほとんどなので、ここで正しい知識をお知らせします。

 日本で、というか世界的にこのマッサマンカレーが知られたのは、数年前にCNNが選ぶ世界で一番おいしい料理に選ばれたことかと思います。

 このマッサマンカレー、スパイスとピーナツがベースのとても甘スパイシーなカレーで、その甘さはココナツミルクから来ているものが大きいと思います。具は、基本的に骨付きの鶏肉とジャガイモのみであることがほとんどで、バンコクでもおかず屋台でたまに見かけます。ここまでは日本で知られている事と大差ないかと思います。

 ここからが間違った情報なのですが、おそらくCNNが紹介した時も然り、一般的にタイ料理に詳しいとか言っている人や専門家も然り、これはタイ南部のカレーだと言っています。しかしながら、タイ南部に行っても地元の人はまず食べてません。屋台やおかず屋に行っても基本売っていません。あるのは主にリゾート地と外国人が良くいくレストランのみです。

 仕事がらレストランを取材する機会も多く、そのたびに現地の美味しい料理や美味しい店などを探し回るのですが、このCNNの一件以来、南部というとこのマッサマンカレーの美味しい店をというリクエストが多いけど、地元の人がよく行く店にはないため、結局観光客向けのお店を紹介することになります。

 ではなぜこのカレーが南部料理だと言われているのかというと、恐らくバンコクなどの中央部に住んでいるタイ人の口に合うように創作されたものだと思います。

 タイ料理はすごく辛いというイメージがあると思いますが、バンコクで食べる料理は甘さが辛さを上回ることが多い。そう、バンコク人は甘い料理が好きなんです。だけどタイ東北部とタイ南部の料理はとても辛かったりスパイシーだったりするので、そのままだとバンコク人の口に合わない。だけど一風変わった地方料理も食べてみたい、という事でこうなるのかと。

 実際タイ南部へ行ってご飯を食べると、本当に辛い。そして甘い料理はほとんどない。そもそもココナツミルクを使った料理なんて基本的にない。ココナツミルクを料理に使うのはバンコクなどの典型であって、よってマッサマンカレーはタイ南部の料理ではないと言えると思います。

 そしてプーケットで人気のあるレストランでマッサマンカレーの作り方を見せてもらった時も、マッサマンカレーのカレーペーストはバンコクから送ってもらっているとのことでした。

 僕が言いたいのは、このように大きいメディアなどがたいして調べずに適当に言ってしまうと、間違った情報が真実になってしますことが多いのです。僕はこれを“情報ロンダリング”と呼んでいます。

 皆さんもメディアの情報を鵜呑みにせずに、疑って見てみて下さい。そして僕がこう言ってても間違ってることがあるかもしれませんが、一般のブログなんかよりはちゃんと裏のある情報を書く様にはしています。

 その前に、アメリカ人が選んだ世界の美味しい料理ランキングに飛びつくのがアホ臭い。アメリカ人に味の事なんか語ってほしくないし、できるわけない。中国人なら信用できるけどね。

 ところでこの新製品ですが、中身はこんな感じ。

 粉末とペーストの調味料と、パックの具が入っていて、お湯を入れたら具を蓋の上で温めてと書いてありました。

 3分経ったらその具を麺の上にあけてできあがり。これと言ってすごくうまいわけじゃないけど、まぁ、たまに変わったものが食べたい時用ですかね。

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