セリーヌ・ディオンの半生を、彼女の曲と共に振り返る作品。
先日鑑賞したアレサ・フランクリンの人生を描いた映画「リスペクト」では、
役名もアレサ・フランクリンでした。
本作では、実在のセリーヌ・ディオンは今も活躍中で、
世界に一人しかいない大スターへの敬意を表するために、
役名を「アリーヌ・デュー」とし、冒頭でフィクションと表示されています。
ただ、実家が大家族で、デビュー前から彼女の才能を見抜き、
世界の歌姫に育て上げたプロデューサーと年の差婚をして子宝にも恵まれたのは事実のようです。
監督・脚本かつ主演はヴァレリー・ルメルシェ。
セリーヌ・ディオンのファンだそうで、セリーヌを演じきっています。
容姿がセリーヌに似ていますが、さすがに幼少期まで演じたのはやや無理がありました。
歌声はヴィクトリア・シオという別の方。
セリーヌ・ディオンの曲で、自分が一番好きなのは「To Love You More」です。
葉加瀬太郎らの音楽グループ、クライズラー&カンパニーが演奏を担当し、
フジテレビのドラマ「恋人よ」の主題歌でした。
鈴木保奈美、鈴木京香共演の不倫モノ。
「To Love You More」は世界的には彼女の代表曲ではなく、本作でも残念ながら流れません。
映画を見終わった後聴きたくなって、YouTubeで聴きました。
改めていい曲だと思いましたし、懐かしくもありました。
こちらの写真は新宿武蔵野館の展示です。
(ヒューマントラストシネマ渋谷)
鑑賞したのはこちらの映画館です。
【株主優待】東京テアトル:映画招待券(2021年3月末分)
監督・脚本・主演:ヴァレリー・ルメルシェ
出演:シルヴァン・マルセル、ダニエル・フィショウ、ロック・ラフォーチュン、アントワーヌ・ヴェジナ
映画『ヴォイス・オブ・ラブ』公式サイト
関連エントリ:
リスペクト
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