竹林の愚人  WAREHOUSE

Doblogで綴っていたものを納めています。

今日ですべてがむくわれる

2007-12-24 06:09:04 | NEWS
薬害肝炎、一律救済へ 

首相が方針を転換「今日ですべてが終わる、今日ですべてがむくわれる、と思って頑張ってきたのに・・・」
東京原告の浅倉美津子さんの涙の会見後、やっとその願いが届きましたね。


春夏秋冬 / 泉谷しげる

季節のない街に生まれ 風のない丘に育ち 愛のない家を出て 愛のない人にあう
人のためによかれと思い 西から東へかけずりまわる やっとみつけたやさしさは いともたやすくしなびた
春をながめる余裕もなく 夏をのりきる力もなく 秋の枯葉に身をつつみ 冬に骨身をさらけ出す
今日ですべてが終わるさ 今日ですべてが変わる 今日ですべてがむくわれる 今日ですべてが始まるさ

世界を見る目が変わる50の事実

2007-12-24 01:09:28 | BOOKS
ジェシカ・ウィリアムズ 「みんなで考えよう 世界を見る目が変わる50の事実」 草思社 2007.05.01. 

石油や天然ガス、鉱物、木材などの天然資源は、その国を豊かにし、発展させてくれる。その一方で、資源をねらう他国との間で武力紛争がおきかねない。 近年おきた約50件の戦争や武力紛争の約4分の1には、こうした天然資源の奪いあいが背景にある。1990年代には、これらの紛争で500万人以上の人が亡くなった。東京都民の2人に1人が死んでしまった計算だ。 たとえばコンゴ民主共和国にはダイヤ、金、そして携帯電話やパソコンの重要な原料になるコルタンという鉱石が豊富にある。コンゴの周辺の国は、コンゴ国内の部族間の紛争をあおりたて、それを口実にコンゴに出兵し、資源を奪って西側諸国に横流しした。1991年の湾岸戦争は、イラクがクウェートに侵攻したことから始まった。ともに石油の産油国だったために、欧米諸国がすぐに介入した。 近い将来、石油より激しい争奪戦になりそうなものが水だ。人間が生きていくのに欠かせない水は、世界の人口増加とともに需要が高まっている。このままいくと2025年には世界の3人に1人は水不足になやまされるという報告もある。 水が不足すると農業ができない。衛生状態も悪くなり、病気が広がる。すでに中東のヨルダン川やアフリカのナイル川、インドのガンジス川流域では水をめぐる緊張が高まっている。 戦争とは領土の問題だけではなく、富や資源の奪いあいがある。